第二の人生を北海道で始める方法【北海道銀行×JTI】
「将来は都会でなく、自然の中で暮らしたい!」都会で暮らしている人なら一度は考えたことがある夢でしょう。
しかし、
「移住するにしてもずっと先の話だし、それまでには恐らく自宅を購入してしまう。この家はどうすればいいんだ??」
「そもそも、2件目の家のローンは組めるのだろうか?」
そんな問題からすぐに考えをやめてしまう方も多いでしょう。
北海道銀行×JTI
2015年7月23日北海道銀行は、道外から道内への移住・定住(住みかえ)促進、地域活力創出への貢献、空き家の有効活用などにおける「地方創生の取り組み」を目的に、一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)との提携を発表しました。
2015/07/24 日本経済新聞 地方経済面 北海道 より以下、引用−−−−
北海道銀行は23日、道外からの移住や定住促進に向けて、移住・住みかえ支援機構(JTI)と提携したと発表した。シニア層の持ち家を子育て世代に転貸する事業などを全国で展開するJTIと提携し、全国に向けて道内への移住をアピールする。JTIと連携するのは道内金融機関では初めて。移住者支援で地方創生や資金需要の獲得につなげる。
移住のための住宅購入やリフォームなどに使える新しいローン商品を開発し、2015年秋ごろから取り扱いを始める。例えば、道外からの移住者を対象に、移住前の住宅をJTIが借り上げて転貸する。移住者が、JTIから得る賃料を返済原資とし、道内での新規物件購入に使える住宅ローンを道銀で組む商品を開発中だ。
道銀商品戦略室は「JTIの保証を活用することで、移住者は新たな持ち出しをせずに新規住宅が買えるため負担が少ない」と説明する。空き家の解体などに使えるローン商品なども出す。
今後、各自治体や不動産関連業者などとも連携を深め、道外での認知度を高めるという。
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これまで手の届かなかったところへのケア
一般的に銀行からお金を借りて家を建てる場合、「そのエリアに詳しい銀行」からお金を借りるほうが有利です。各地域に銀行支店があるのは、銀行利用者の利便性も当然ありますが、その地域の情報が入ってくるため土地などの実際の価値を判断しやすくなるからでしょう。
JTIはもう住まなくなった住宅を借り上げるサービスを行っている団体です。この活動は空家問題を解決する為の一つの有効な方法でしょう。実際に戸建て賃貸というのはなかなか出まわらず、探している方も少なく、賃貸に出すのにはややハードルが高いのも事実です。
また、移住を進めることを考えた場合、
・住んでいた家はどうするか?
・残ったローンの返済は?
・新しく住む場所との家賃もしくはローンの返済計画は?
移住希望者が高齢者のケースでは更に、
・賃貸が出来るか?(高齢、年金暮らしの場合、賃貸が難しいことも。)
・購入する場合にローンが組めるか?
こんな問題を抱える事になります。
今回の提携のウリは?
今回のプレスリリースから読み解くと、目的は「北海道への移住」です。
JTI側は、移住希望者の移住前の住宅を借り上げ転貸し、その賃料を返済原資として、北海道銀行側が、移住のための住宅購入やリフォームなどを提供するという仕組みを開発しているとのことです。
これが実際に商品として発売されれば、現在都心に住む人達が移住を希望した場合に、新たな負担をすることなく新居を手にすることが出来る可能性が出てきます。
既に住宅を購入してしまったシニア世代にとっては、夢であった「第二の人生を北海道で始めるキッカケ」となるのではないでしょうか。
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