冷やし甘酒という誘惑【シンプルかつ大胆な戦略】

暑い。

暑い。暑い。あつーい!!

 

どうにも我慢できず飛び込んだ「アコレ」で売られていたのがコチラ。

冷やし甘酒(森永製菓)

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そういえば、去年いただきもので飲んでみて、めっちゃおいしかった記憶があり思わず購入してしまいました。

 

せっかくなので森永製菓さまの甘酒について調べてみました。
http://www.morinaga.co.jp/amazake/history.html

 

森永の甘酒の歴史

1969年(昭和44年)頃 びん入り甘酒が初めて市場に登場
赤い文字で「甘酒」のデザイン。
栓抜きのいらないプルトップ式
1974年(昭和49年)10月 缶の甘酒発売
195g 希望小売70円 イージーオープ缶入缶もプルトップが無く、缶開けで2箇所穴をあけるタイプでした
缶の甘酒
1982年(昭和57年) タブ付き缶の甘酒発売
1986年(昭和61年) 甘酒しょうが入り 発売
195g  希望小売100円
甘酒しょうが入り
1987年(昭和62年)秋 甘酒パウチ入り 発売
300g 220円 2倍に薄めるタイプ
甘酒パウチ入り
1989年(昭和64年)秋 甘酒パウチ入りストレート 発売 甘酒パウチ入りストレート
1990年(平成2年)秋 甘酒缶の新表示
「甘酒は米からつくられた自然飲料です」
甘酒缶の新表示
1996年(平成8年)春 夏の甘酒 発売
地区限定 195g 107円
夏の甘酒
1996年(平成8年)秋 甘酒フリーズドライ4袋入り 発売
56g 250円 箱
甘酒パウチ入 発売
400g 200円 ストレートタイプ
缶がステイオンタブに
甘酒フリーズドライ4袋入り
1997年(平成9年)秋 甘酒紅麹入り 発売
地区限定 190g 105円
甘酒紅麹入り
1998年(平成10年)春 甘酒フリーズドライ1個入 発売
14g 100円
1999年(平成11年)春 甘酒フリーズドライカレンダータイプ
発売
甘酒フリーズドライカレンダータイプ
2000年(平成12年)3月1 冷やし甘酒 発売
地区限定 190g 115円
冷やし甘酒 発売
2001年(平成13年)秋 甘酒フリーズドライ 7袋入 
地区限定発売
98g 希望小売350円 袋
甘酒フリーズドライ袋タイプ
甘酒フリーズドライ 7袋入
2002年(平成14年)秋 甘酒フリーズドライ 7袋入 
全国発売
56g 250円 袋
98g 550円 袋
甘酒フリーズドライ 7袋入 
2003年(平成15年)秋 甘酒30周年缶 甘酒30周年缶
2009年(平成21年)春 フリーズドライ品質アップ、デザイン 変更
お湯、冷水でも美味しくつくれる
品質向上へ!
フリーズドライ品質アップ、デザイン変更
2014年(平成26年)冬 甘酒40周年缶 甘酒40周年缶

(出典:森永製菓ホームページ

 

 

すごいいっぱい商品がありますねー。

 

 ここで気になるのは、「冷やし甘酒」が発売されたのが2000年の3月1日ということ。

15周年のアニバーサリーではないか!

、、、では無く。

実はその前、1996年春にも「夏の甘酒」という商品が出ているのです。

 

残念ながら、「夏の甘酒」についての情報はネットでは得られませんでした。しかし、地域限定販売をしていることから、パイロット版として発売されていたのではないか?と推測されます。

 

甘酒について考えてみた

ここで考えてしまうのは、

「夏の甘酒」:パッケージが赤

「冷やし甘酒」:パッケージが青

という大きな違い。パッケージ全体のデザインはほとんど変わらないものの、赤と青というのは大きな違い。

企業にはコーポレートカラーがあり、コンビニエンスストアなんかはその代表格で、看板の色を通常の色と変更するとそれだけで「そのコンビニエンスストアとしてすぐに認識できなくなる」なんて話もあるそうです。

そこで、この赤から青への変更。ものすごい議論と商品が出来るまでのストーリーがあったのではないかなと思いを巡らせてしまいます。

 

恐らく、現代で売る「夏の甘酒」は挑戦だったのでしょう。

もともと江戸時代は夏の飲み物として親しまれていたという甘酒。さらには「甘酒」は夏の季語でもあります。

しかし日本のイメージでは冬、初詣やスキー場で飲むイメージしかありません。そこを森永製菓の甘酒チームは「夏にも売りたい!」と思ったのでしょう。

 

赤いパッケージが森永の甘酒のイメージなんだから赤で行く!と決めて「夏の甘酒」を販売したものの、主力商品とはならず。

新たなブランドとして青いパッケージの「冷やし甘酒」を作り、大成功!

 

自らの歩んできた道やルールを時には外れて挑戦する勇気と、簡単には諦めないことが大切なんだろうなと、感じました。

 

飲んでみた。

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マジメな話をしていたら喉が渇いたので早速飲んでみました。

・・・

・・・・・

・・・・・・・Oh!!!

久しぶりに缶の飲み物なんて買ったもんでヤってしまいました。

しかも酒粕・米麹たっぷりの森永の甘酒で!!

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缶を開ける前によく振ってください。

 

もう、開けちゃいましたよ。

 

こうなってしまったら方法はひとつしかありませんよね。

 

「コップに勢い良く注ぐ」なんてしたくありません。

 

 

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事務所の中、デスクの前で小刻みに缶を振る姿は誰にも見られたくないものですね!!

 

甘酒でチャージ出来たのでこの後も仕事を頑張れそうです!

皆様もこの夏は水分塩分糖分をしっかり取って、熱中症にはご注意ください!

 

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