お盆休み突入!!【初めてわかった会社に休みを作る社長の気持ち】
さて、世間はお盆休みに突入。
お祭りモードの街は、子供達の楽しそうな声で溢れています。
事務所で仕事をしていると家族の楽しそうな声が聞こえてきます。
羨ましい。。。
そう、私にはお盆休みの予定はありません。
さて、今日はそんな「仕事忙しいぜアピール」をする社長の話ではありません。
はじめて理解った会社に休みを作る社長の気持ち
これまで一人でやっている時には気付きませんでしたが、会社に長期の休みを取り入れることは会社にとってデメリットもあります。
・会社の売上が上がらない
・固定費はかかる
・ビジネスチャンスを逃す
当然といえば当然なのですが、ざっとあげるとこんなことが起きます。
雇われる側の場合、正直、気にしたことありませんでした。
仕事があれば休みでも出勤していましたが、無ければ当たり前のように休んでいました。
社員のモチベーション
これまた当然ですが、社員にとっては休暇がモチベーションの一つ。
根性営業をウリに休みなく働かせるブラック不動産業もたくさんありますが、そういうやり方は良くありません。
ある社長の受け売りの言葉ですが、
「結局、すぐに売上を出したかったら「社員」か「お客さん」のどちらから儲けるしかない」
とおっしゃっていました。
どちらかに無理をさせたり負担をしいれば短期的には売上が上がるということですが、もちろん僕はこんなことは望んでいませんので、絶対にしません。
「給料ぶん稼げ」「給料以外に金がかかっている」
これまたよく聞く話ですが、
社長が社員に対して、
「給料ぶん稼げ」とか、
「お前を雇うためには給料以外にもたくさん金がかかっているんだ」といい、
「だからもっと働くべきだ」
と言っている社長さんを見ます。
これはもっとも違和感を感じます。
だって、お金払ったら必ずその分返してくれるような社員ばかりだったら、誰も困らない。
それなら社長の力、いらないんじゃないかと。
それはその時の社長のイライラした感情を解消するための発言でしかなく、根本的な解決にはならない。
だから言うべきじゃないと思っています。
社員は「解雇されるリスク」(実際にはあまりないでしょうが)を負っている。
であれば社長は「雇った人が売上を立てられないリスク」というのを負うべきかと。
その人が売上を上げられるかどうかは、教育や指導にもかかっていると思います。
売上至上主義の会社には理解されないかもしれませんが、そもそもその人が売上をあげるのが苦手なだけで、他の部署では優秀な仕事をすることが出来るかもしれません。
適材適所に社員を配置するのも、教育するのも会社側の責任かと思います。
「そんなの甘い!」とお叱りをうけるかもしれませんが、解決策を一緒に考えて、実践、改善を繰り返していく方が、圧倒的に効率がいいです。
「気付いたなら、やっちゃえ。」私が昔から実践していることです。
考えているから「それをやることによって損する」なんて考えが生まれてきてしまいます。
だったら皆が嫌がることでも、考える前に率先して行動しちゃう。
その方が早いし、悩み事も少なくなります。
社長の視点と社員の視点
結論として、
社長は自分の会社だし、皆に出来るだけ売上を作って欲しいというのが本音でしょう。(社会的意義とかはひとまずおいといて)
また、「俺(社長)は休みを取らず働いているんだぞ!」という考えは、「自分の会社なんだから休みを取らなくても平気だろう」「当然だろう」と思います。(その分、売り上げたものは日々の暮らしに直結するでしょうしね。)
社員さんにとっては貰える月給とお休みは同じくらい大切なんです。
それどころか、社員さんは社長が働きまくっていることで休みを取りづらくなるでしょうね。
だからそういうこともあまり言うべきじゃないし、こっそり働いている方が結果として効果的かもしれません。
であるなら、「休みを取る」ということは当然の権利として、会社はそれを経営計画に見込んで進めるべきでしょう。
これまた「そんなの当然だ。」と言われてしまうかもしれませんが、中小零細企業でそこまで考えている会社がいくつあるのだろうか。また、それ以上に「休む社員に対する不満」「売上を上げないことへの不満」を爆発させる社長さんが多いなと感じています。
休みを上手に取れる社長 はカッコイイ。
本当に仕事が出来る人だと思います。僕もそうなりたいです。
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