空撮ドローンと不動産〜こういう使われ方がいいと思う〜
なにかと世間をお騒がせしているドローン。
今ではとっても安価なものも発売されており、商品のランクはあれど買おうと思えばどれもネットでワンクリックで購入できます。
例えば、Amazonでも1万円以下でカメラ付きのドローンが購入できます。
僕が気になるのはこのミレニアム・ファルコン号のドローンです。(どうやら米国限定販売らしい。。。)
ご紹介したものはおもちゃに近いかも知れません。
ただ、今まで空を飛ばすラジコンは高価格で一般には手を出しづらいものばかりでしたが、ドローンの登場によってよりかなり身近になったと言えるのではないでしょうか。
しかし、新しい技術が世にでると、それを利用して悪事や迷惑行為が発生することもしばしば。
そういった面はすぐにニュースに取り上げられ、あっという間に広まります。
せっかくの新しい技術ですから、有効に使って欲しいものです。
そんな中、日経産業新聞に掲載されていたのが
2015/09/15 日経産業新聞
セコム子会社で航空測量大手のパスコは14日、東京都心などの3次元(3D)空間写真データの販売を始めたと発表した。航空機に取り付けた複数のカメラで地上を同時に撮影し、画像を合成して立体的な情報データを作成した。ビル建設を手がける建設会社や都市開発にあたる不動産開発会社などの需要を見込む。
・・・中略・・・価格は0・5平方キロメートルあたり5万円から。10平方キロメートルを超えると面積に応じて割引もする。3Dデータはビル建設や都市開発に役立てる。敷地の開発可能な面積を計画段階で正確に調べることができる。正確な面積がわかれば、開発の際に想定される盛り土量などの計算も可能になる。
要望に応じて東京都心部以外の3Dデータの作成も請け負うほか、実際に上空から撮影した航空写真も販売する。写真の価格は1平方キロメートルあたり1万5千円から。
こういったデータを求めるのは不動産開発を行う比較的規模の大きい会社でしょう。そして、既にデータが出揃っているような都心部よりも、計測がしづらい山間のデータなんかは特に喜ばれるでしょうね。
また、立体的なデータが出るとあれば、住宅建設時の日照時間などの問題も事前に計算できそうです。
以前、大学院で研究をしていた際、ある教授がおっしゃっていた、「数億円規模のビジネスを行う時に、事前に数十万円の費用で調査が出来るならそれにしっかりつぎ込んだほうがいい。」という言葉を思い出しました。
実測するにはあまりにもお金が掛かり過ぎるような場所などでは、まずはドローンでデータを取得し、その後必要に応じて再調査をしていくという流れが、一般的になっていくような気がします。
これまでは事前に調べようのなかったものも、データを取ることが出来れば「見えないところが見える」ようになります。
本当に技術は使い方次第だと思いました。
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「スペックというフィルターの外にある物件を一緒に探して欲しい。」
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