子供に習わせるならどの楽器がいいのか?〜素質と環境を考えるなら◯◯すべき〜
先日、「子供に楽器を習わせるならどの楽器がいいのか?」という話題になりました。
楽器をやらせるならば早いに越したことはありません。
一人前に演奏できるようになるにはそれなりの時間がかかります。
そうなれば一番最初に持つ楽器は当然、重要になってきます。
そこで今日は、子供のための楽器選びについて考えてみたいと思います。
習ったり世界を知るのにお金は掛からない
昔と違い、今は楽器を習うのにお金はかかりません!
、、、というのは少し言い過ぎかもしれませんが、多くの情報がYouTubeから得ることが出来ます。
昔は音でしか得られなかった演奏方法が動画でも見ることができる、しかも無料で。
一つ動画をご紹介します。
Drum Solo by Tony Royster Jr. in 12
これで12歳だから驚きですよね。
日本でドラムを自宅に揃えるのは難しいでしょうし、なかなか幼い頃から習う楽器としては一般的ではないかもしれません。環境ってやっぱり大事。
それにしても海外のミュージシャンは幼い頃からスゴイ。トニー・ウィリアムスなんかは10代でマイルス・デイビスバンドのメンバーですからね。
話は戻りますが、私の友人はお子さんにギターとYouTubeを見れる環境を提供したら、数日後そこそこ弾けるようになっていたというのです。
楽器にハマっていったときに自分でどんどん学習できるというのはいい環境ですね。
その楽器が家に用意できるか?
楽器を始めるにあたり、その楽器を家に用意できるのか?というのはとっても重要なことだと思います。
ドラムセットやコントラバス、ハープなど大きな楽器を習う場合、スペースの問題も価格の問題もあります。近隣で貸してくれる所を見つけるのも良いでしょう。しかし、貸してもらうにしてもスタジオ+楽器代で1時間/数千円掛かります。
そうなると大きな楽器を始めるためには「小学校の音楽室からスタートする」というのが、日本では現実的なのかもしれません。うーん、もう少し早くからやってもらいたいと思ってしまいます。
楽器を始めるのに「身近に楽器がある」というのはとっても重要です。
子供にはどの楽器が合っているか?というのは気になるところですが、どんなものであれ、基本になる楽器を幼い時から会得しておくことは大きなアドバンテージになります。
ですから、買ってあげられる楽器を幼いころから用意してあげるということが良いのではないでしょうか。さらに親が楽器をやっていた(やっている)場合は、用意してあげやすいですよね!
けれど親は「その楽器を買ったって飽きてやめちゃうかもしれない!」と考えるかもしれません。
私は6歳の時からピアノを習い始めました。いとこの姉が習っているのを見て、「習いたい!」と騒いだからです。
2年後、8歳の時に父が電子ピアノを買ってくれました。恐らく10万円くらいのものだったと思います。
その後、私は14歳まで通算8年間ピアノを習い続けました、その後はサックスを吹き始めるのですが、その時のピアノの経験は、サックスを始めるのにとっても役に立ちました。
父は「こんなに音楽やるならちゃんとしたピアノを買ってやれば良かった!」といいます。
私としては・・・電子ピアノで十分でしたけどね 笑
なんの楽器が合っているか見つけてあげるということより、「環境を整えてあげる」ということが、親が出来る一番のことなのだと思います。
成長するにつれやりたい楽器がわかってくるでしょうし、今までやった楽器の練習は無駄になりませんから!
おまけ
最近のトニー・ロイスターJrです
大人になってもまだドラムを続けているようで良かった 笑
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