東京防災と民間防衛を読んでー有事に備える心得ー

皆さんのお手元にも届いていることでしょう。

黄色と黒の箱に入った「東京防災

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(家族が先に開けちゃったのでシール跡が残っています。。。)

 

ダンボール製のコンパクトな箱のなかを開けるとこんなものが入っています。

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・防災マップ

・東京防災(冊子)

・ブックカバー

・舛添都知事挨拶

・東京防災アクションシール

 

舛添都知事の挨拶のお手紙の裏には防災コールセンターの連絡先が。

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防災マップは市区町村でも配られているもの。

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しかし、、、いずれも結構な情報量です。

 

防災マップの裏?の簡易ガイドだけでも結構な文量だなぁと思っていると・・・

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「今やろう」マークを発見。まずはこれから手を付けていけば良いのでしょう。

 

ざっと一通りチェックしたところで冊子(全300ページ)に挑戦。

 

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内容は、

1.大震災シミュレーション

2.今やろう 防災アクション

3.そのほかの災害と対策

4.もしもマニュアル

5.知っておきたい災害知識

と、全5章に分かれており、事前にすべき準備の内容・いざという時の対応方法・避難の方法・避難後の生活の方法などが書かれています。

 

 

一回読んだだけでは不安・・・

一通り読んでみましたが、一度読んだだけでは不安です。

この本を見ながらであれば対応出来そうですが、瞬時の判断をすべきときに思い出せるレベルまで落とし込んでおかなければ意味が無いと思いました。

東京防災のホームページからは、本をデータで見ることが出来るので、携帯電話等からでも確認が出来ます。

しかし有事の時に、携帯の電波が届かなければこれを見ることが出来ません。PDFデータでも配布し、携帯端末にもダウンロード出来るようにすべきです。

 

もしかして配布されているのかな?と調べてみたらありましたよ!!

東京都のホームページ「東京防災」の作成について
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/08/20p8l300.htm

しかし、なんと「章ごとに全部バラバラ」・・・やってくれる!

実用性が全くありません。

 

よし!それでは私がまとめて公開しちゃおうじゃないの!

と、意気込む前に調べてみたら、同じように考え、先に仕事されてる方がいらっしゃいました。

東京都の防災ブック「東京防災」をWeb・スマホ用に最適化して再配布してみた(※ファイル差し替えあり)

 

こちらのホームページからモバイル用にリサイズされた東京防災がダウンロードすることが出来ます。素晴らしい。

 

 

きっと学校などではこれを使って授業とかするのでしょうが、大人はそういう機会は少ないでしょうね。

しかし、防災セミナーなどを受け、実際に体験しなければ、災害の時にすぐに行動は出来ない。絶対出来ない。

 

そもそもこの300ページを読む人は東京都民の何パーセントなんだろうか?
読んでおいて感じたのは文量が多い!ということ。

 

でも全部重要な事なんですよね。

 

もしお手元に届いてまだ読んでいないという人がいたら、上記URLからスマホへのダウンロードと、318ページだけ見て欲しい!

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そこに書いてある自分の環境のインデックス部分だけでも確認しておけば、生存確率が上がるはずです。

 

そして読んだら、添付されている防災シールをポストに・・・

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貼りました。

 

東京防災と民間防衛

以前買っておいて、積ん読(つんどく)状態だったこの本を東京防災に合わせて読んでみました。

 

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民間防衛はスイス政府が作成しスイス全国民に配布した本です。どうやら舛添都知事はこの本を参考にして東京防災を作ったそうです。

 

民間防衛の細かい内容はまた別の機会にしますが、その内容の格差を大きく感じます。

民間防衛は災害だけでなく戦争、さらには核兵器で攻撃された場合にかなりのページを割いています。そしてそれ以上に「精神」および「考え方」についていたるところに書かれています。

さらには具体的で表現が露骨です。

例えば、「核爆弾が落ちてきたらその落下地点の人は絶対に助からない」「数秒以内に物陰に隠れなければ命が無い」「物陰がない場合は地面にうつ伏せになり、腕を地面と体の間に隠せ。服だけでもいくらか熱線は防げる」・・・などなど。

本当に最悪の事態まで考えて行動指針が書かれており、一人ひとりが国を守るために行動して欲しいということが伝わってきます。

 

民間防衛を読むと、東京防災は最低限のことしか書かれていないと感じます

2045年までの間(30年間)に70%の確率で大地震が起こり、数万人の死者が出ると言われています。

東京の一日の死亡者数は303人(平成25年単純平均)であるのに対し、地震が起これば一気に40倍以上の人が亡くなるという事態になります。

 

とにかく、備えをして少しでも生存確率を上げる必要があります。

まだ東京防災を読まれていない方はぜひご一読下さい。

 

 

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