理想的な部屋探しのタイミング【賃貸物件ver.】
住まいを探すときに大切なことは何か?と聞かれれば、
スケジューリング
と、私は答えます。
その理由と具体的な方法を今日は書いていきたいと思います。
1.なぜスケジューリングが大切なのか?
部屋探しをされる方は◯◯月(上旬・中旬・下旬)頃までに引越をしたい。という希望があるかと思います。
では、何故その時期に引越をしたいのでしょうか?
多くあがるのは「今、住んでる部屋の更新だから」という理由です。
それも大きな理由でしょう。もし、タイミングが悪いと新しい物件と2重で家賃が発生してしまうかもしれないからです。
また部屋に入居するためにはいくつかの手順があり、その期間は貸主側によって左右されることが多いのです。
一般的なスケジュールをお伝えすると、
- 物件を見つけて内覧依頼を出す(即日〜数日後)
- 内覧をする(即日もしくは1.で予約した日)
- 申し込みをする(即日〜お客様の気持が整った段階)
→繁忙期にかかわらず良い物件はすぐに募集終了となります、申込は原則先着順です。 - 審査期間(申込を受けてから即日〜1週間程度)
- 契約日の設定(審査結果が出てから1週間程度以内)
- 契約
- 入居(申込をしてから2〜3週間程度以内)
となります。
要約すると、
- 申込は先着順。
- 良い物件を見つけて申込をしてから入居までは2〜3週間くらいしか待ってもらえないことが多い。
ということです。
また、お申込の段階では保証人さんの住所・氏名・生年月日・連絡先・仕事先の情報等々が必要になってくる他、契約日までに必要書類と契約金を用意する必要があります。
2.二重で家賃を支払いたくない場合
一般的な賃貸物件の場合、退去申込をする期限が退去日の一ヶ月〜二ヶ月前と契約で定められているはずです。
例)今日が1月1日だとしたら、伝えられる退去日は2月1日(3月1日)以降となります。
引越場所が決まらなければ住む部屋が無くなってしまいます。また、新しい引越し先に入居するまでは2〜3週間後となりますので、
例2)1月1日〜1月14日頃までに部屋を決めて申込をする必要があるのです。ただしこの場合1月1日に申し込んでも「2月1日は入居日が先なので、1月15日から家賃発生とさせてくれ」と言われる可能性があります。
そうなってしまうと、どうしても2重家賃が嫌な場合は、1月14日頃にピンポイントで部屋を決める必要があるということになります。
3.おすすめの引越タイミング
「2.」でお伝えしたように二重家賃を発生させないようにするためには、ものすごいタイトなスケジュールになってしまいます。
ですから、わたしのおすすめの引越タイミングは「どうしても引っ越さなければいけない日の、二ヶ月以上前から探す」ということです。このタイミングで探せば、二週間を契約等の期間に取られたとしても、六週間物件を探すことが出来ます。
ただ、お察しの通りこのスケジュールで探すと、二重家賃が発生する可能性が高くなります。
しかし、例え二重家賃が発生したとしても、引っ越した後、毎日の生活する家ですから、探すことにベストを尽くす方が良いとわたしは考えています。
4.まとめ
今日は引越においてスケジューリングが大切だということをお伝えしました。
まずは、現在の契約状況を確認していただき「解約の申し出」が何ヶ月前からか?ということを確認して下さい。
二重家賃がどうしても嫌だという方は、上記のように、内見する日〜入居日までがほぼ日程が決まってきます。
逆に、二重家賃が掛かったとしても良い物件を見つけたい!という人は、入居日から二ヶ月以上の期間をご用意下さい。
また「二重家賃」というキーワードで今日はお伝えしましたが、それは一部に過ぎません、スムーズな引越のためにはそれ以外にもスケジュールを組む際の注意点がございます。
お一人お一人、お話を伺ってスケジュールを組む必要がございますので、まずはお問い合わせ下さい。
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