多くのマンション集合ポストに採用されている、ダイヤル式のポストですが、その鍵は暗証番号がわからなくとも数分で解錠することができます。 今日は、防犯の為、皆さんにこの解錠方法をお伝えします。くれぐれも悪用はしないように、またこのような鍵を利用されている方は南京錠を付け加えるなど、対策を講じられた方が良いかと思います。

郵便物の窃盗

はじめに、郵便物の窃盗をおこなったものは、刑法235条窃盗罪によって、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金が処せられます。

このポストに注意

簡単に開けられるポストというのはこういったダイヤル式のポストです。多くの集合ポストに用いられていることから、皆さんも目にすることが多いのではないでしょうか。

開け方は９０通りしかない

ダイヤル式ポストの解錠方法は「右に２回◯、左に１回◯」（もしくは「左に２回◯、右に１回◯」）となります。（◯には０〜９等、任意の数字等が入ります） まずは、右にぐるぐると２回以上まわし最終的に０に合わせる、その後左に１つずつ数字を回しては引いてみるを繰り返し、１〜９まで試してみます。 それで開かなければ、もう一度やり直しで、右にぐるぐると２回以上まわし最終的に１に合わせて、その後左に１つずつ数字を回しては引いてみるを繰り返し、、、、 ということを繰り返してみると、最初の右数字は１０通り、左数字は９通りしかありませんのでその組み合わせは９０通りです。５分もあれば暗証番号のわからないポストも開けることが出来てしまうでしょう。

私の体験談

私が以前住んでいたマンションは築年数も若く、防犯カメラがついた玄関で、宅配ボックスもついていました。 毎朝７時頃に出勤し、家に帰るのは２２時頃という生活でしたので、Amazonなどで買い物をすることも多かったのですが、受け取ることも出来ません。そんな私はよく宅配ボックスを利用していたわけです。 しかしある時、待てど暮らせど頼んだ商品が届きません。 Amazonに確認を入れると「配送済み」、宅配業者に確認すると「不在票を入れて宅配ボックスへ入れました」とのこと。 嫌な予感がしました。改めて宅配ボックスを確認すると全て空の状態です。 その時は、Amazonに問合せをしたところ迅速な対応ですぐ代わりの商品を送ってくれ、宅配業者と管理会社とのやりとりも全てAmazonがやってくれました。その後共有スペースには、防犯カメラの写真と一緒に、郵便物の盗難があったことの張り紙がされていました。

有効な対策方法とは

ダイヤル式のポストに新しく鍵をつけるためには、穴を開けたりビスを打ち込む必要があります。この場合、管理会社に確認をする必要がありますが、防犯性を高めたいという話をすれば恐らく応じてくれると思います。 知識をつけ、嫌な思いをする前に未然に防ぎましょう。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

賃貸・売買・管理・不動産のご相談は、

MBA不動産ケン・トータル・コンサルティングへお問い合わせ下さい。

お問い合わせはコチラ

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−