後悔しない物件探し、エリアの定め方【賃貸売買共通ver.】

10月に入り、不動産業も繁忙期に入ろうとしています。

私のまわりでもお部屋探しを始められる方が増えてきており、ご相談を頂く件数が増えてきました。

さて、お部屋探しをする上で最低限決めておくべき点が３つあります。

それは、スケジュール、家賃＋管理費の上限、エリア、この3点です。

スケジューリングの重要さは先日の

理想的な部屋探しのタイミング【賃貸物件VER.】

で、お伝えしたとおりです。

家賃＋管理費の上限について

恐らく、多くの方の毎月の大部分を占めるのは「家賃」でしょう。毎月かかることだからこそ、慎重に判断をしなければなりません。もしここを定めずに曖昧に物件探しを進めてしまうと、望みの物件がなかなか見つからない場合に家賃上限を上げて探してしまい、結局、高額な物件にしか目が行かなくなってしまいます。

こうなってしまうとあとには戻れず、大変です。

家賃をあげれば条件の良い物件は出やすくなるかもしれませんが、毎月支払いのことで頭がいっぱいでは「良い暮らしが出来る、幸せな部屋」とはなりません。

弊社ではお部屋探しをする際にお客さまの環境をお聞きしライフプランニングのご相談もお受けしております。その中で、あくまでも目安ですが、家賃＋管理費の上限額をご提案するとすれば、世帯収入の３０％〜４０％が適切と考えております。

あまりにも収入とかけ離れた家賃の物件ですと申込をしても審査で落とされてしまう可能性もあります。ご自身の生活に無理のないお家賃の物件を探しましょう！

エリアについて

エリア設定については、私の不動産業者としての腕の見せ所の一つだと思っております。

皆さんが部屋探しをするときには既に「◯◯線△△駅がいい！」など、ある程度の的が決まってきているのだと思います。その条件を元に自分のスマートフォンでポータルサイトから探すでしょうし、不動産屋さんに行けば「お客さまご要望シート」などに記入し、担当者がパソコンで探してくれることでしょう。

しかしこの場合、そのエリアしか物件情報は出てきませんよね？

「では、どうしてそのエリアに決めたのでしょうか？」

と、私が聞くと、「なんとなく」とか「職場の近く」とか、曖昧な答えもちらほら。

スケジューリング・家賃上限に並ぶほどエリアは重要な項目です、事前に前提条件を確認し精査したうえで絞っていかなければ時間ばかり掛かってしまうだけでなく、「この場所思ったほど良くなかったな・・・」なんてことにもなりかねません。

エリアについてはお客様ごとにお話を聞かせて頂きご提案させていただくことになりますので、目安をお伝えすることが出来ません。

お客さまがどこで生まれ、どこで育ち、家族はどこにいるのか？仕事場はどこなのか？
休みの日はどこへいくのか？何時まで寝ているのか？etc…

色んなお話を聞かせて頂いたうえでベストな場所をご提案します。

ですので弊社での初めてのお打ち合わせでは最低でも１時間ほどお話をさせて頂きます、その間、物件情報はお見せすることが出来ません。。。でもこの１時間がお客さまと私との共通の認識を作っていくうえでとっても大切な時間になってくるのです！

どうか、どうか、お付き合い下さい！お客さまの為、妥協しないお部屋探しに必要なことなんです！

・・・そして、２回目以降のお客さまのお部屋探しですと、互いに理解った上で進めさせていただけるので、もう少しスムーズになります。そんなお付き合いが出来ることを目指し、今日も物件を探し、今日も不動産の勉強します。

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「スペックというフィルターの外にある物件を一緒に探して欲しい。」

「自分だけの部屋を一緒に見つけて欲しい」

そうお考えの方、是非、私どもまでご連絡下さい。

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