続・「夢を追う男」冒険家・阿部雅龍さんと行く植村冒険館ツアー
昨日は、植村直己さんの冒険館ツアーに行きました。
ツアーには15名程度の方が参加し、前半は学芸員さんの案内のもと植村直己さんが使っていたカバンや読んでいた本などのお話を聞きました。
この冒険館はちょっと狭い。
その為に年に何回か展示するものを入れ替えているとのことでした。
お恥ずかしながら私は板橋区民ですが、初めてこの冒険館に来ました。
冒険館の運営は、都ではなく、区。
区でこのような博物館を所有・運営しているということは珍しいことのようです。
学芸員さんのお話が終わると、「夢を追う男」冒険家・阿部雅龍さんの登場でした。
「夢を追う男」冒険家・阿部雅龍さんは現在32歳
2014年にカナダ北極圏単独徒歩踏破 500km
2015年にカナダ北極圏単独徒歩踏破 750km
来年2016年にはグリーンランド単独徒歩踏破を目標としており、2017年には白瀬中尉の足跡を辿り南極点を目指すという。
生まれて初めて、冒険家という職業の人に会いました。
阿部さんは22歳大学生の時に冒険家を目指すということを決めたそうです、きっかけは就職活動中「どう生きていけばいいか?」考え、悩んでいるときに、大場満郎さんを知ったことがキッカケだったようです。大場満郎さんはインタビューの中で「人間はいつまで生きられるのか、いつ死ぬのかわからない、一度きりの人生であれば笑って過ごしたい」という話していたそうです。
質問をしたいのに、、、出てこない。
一通り阿部さんのお話を聞いた後は質疑応答タイムでした。しかし、私は色々と話を聞きたいにも関わらず質問が出てきませんでした。普段おしゃべりだし、気になると質問ばかりする私が何も言えないというのはおかしなことで、昨日は自分でも理由が分かりませんでした。
一日経った今、その理由が理解ったような気がしています。
それは、阿部さんが、あまりにも自分の経験とかけ離れた生活をしているが故に、すべての話が初めてのことで、知識がなく、疑問すら抱けなかったからではないかと思います。
阿部さんは本も出されているようでしたので、その本を事前に購入して読んでおけばよかったと後悔しました。
ちなみにAmazonでさっき僕が見た時は、新品残り1冊となっていました。
そんなことをしていると阿部さんから私たちに語りかけるんです、「何か質問ありませんか−?例えば白くまってどんな味がするの?とか、気になりませんか?」ってな具合に。
白くまは動物園で見るもので食べ物じゃないっていう僕らの小さい概念なんてふっ飛ばしてくるんです。
阿部さんによると、白くまの味は牛肉のような味がしたそうです。白くまを食べるのはイヌイットの文化だそうですが、イヌイットの村毎に獲っていい頭数制限があるそうです。
ちなみに、イヌイットの好物はトナカイと白くまで、アザラシはあんまりおいしくないそうです。
こんな話をサラッとしちゃうものだから、こちらはついていくのがやっと。すべての話が新鮮で、噛み砕いて認識するまでに時間がかかっちゃうんです。
その後の二次会では・・・
その後、近所の居酒屋で二次会となったのですが、やっと少しだけざっくばらんにお話が出来るまでになりました。
そこで聞いた話もまた衝撃です。(実際には冒険館で聞いた話と混ざっているかもしれませんが、あしからず。)
ダイエットしたいなら北極に行くべし。
ダイエットしたいなら、北極に行くと良いそうです。それは何も阿部さんのように重たいそりを引いて何百キロと歩くからというわけではありません。
呼吸するだけでよいそうです。
北極の気温はマイナス30度、人間の肺の温度は37度くらい。そこで呼吸をすると人間の体は入ってきた外気を温めようとしてcalorieを消費するのだそうです。
ちなみに阿部さんは挑戦中の食事として毎日バター200g食べるそうです!!そう、ただのバター!!
阿部さんによると、北極に行くと油分が欲しくなるのだそうな。人間は自分の体に無いもの、必要な物を自然と欲しくなるということ。そういえばパーソナルトレーナーの増木さんも同じことをおっしゃっていたことを思い出しました。
北極で一人、尾崎豊を聞いてはならない。
「挑戦中は音楽とか聞くんですか?」・・・僕が唯一まともに聞けた質問でした。
阿部さんによると、MP3プレイヤーは持っていくものの、寒くて動かなくなってしまうそうです。また、歩いているときは五感を研ぎ澄ますために聞かないそうですが、寝袋に入った時に聞くそうです。
阿部さんは尾崎豊が好きなのだそうですが、尾崎豊を北極で一人で聞いているととっても寂しくなるとのこと、絶対聞かないほうがいいとのことでした 笑
かっこいい男だ!
阿部さんと、昨日はじめてお会いして、お話をして、男が見てカッコイイと憧れる人だと思いました。まず、自分が出来ないことが出来る人や、知らないことを知っている人、これに男は憧れるものだと思うのですが、阿部さんはそれらをたくさん経験して持っているんですねー
また、阿部さんを見ていると色んな人が周りにいることに気が付きました。
- 挑戦する阿部さん
- 応援する人
- 自分の夢を託す人
- 自分の子供にその話を聞かせたい親御さん etc…
魅力のある人には多くの人が集まってくるのだと思いますが、そこで考えるわけです。
「僕はどこの人だろう?」と。
これについても一日考えました。
そして僕には「応援したいという気持ち」があります。
しかし、阿部さんを応援して南極に行ってもらうことを僕の夢として託すには、まだまだまだ早ーーーーーーーーーーい!!!と思うのです。
まあホントに勝手な話ですが、僕もまだ挑戦者でいたいです。人の夢に乗っかって喜ぶにはまだまだ若すぎます。ということで僕は「阿部さんに勝手に影響をうけ、挑戦者として勝手に燃え上がっている人」になります。笑
まぁ、まったくもって勝手な話であるわけですが。笑
考え方や生き方は関わる人によって変わりますね。環境が変わったとしても、挑戦を諦めてしまっては人生がモッタイナイというものです。
阿部さんの夢を応援しつつ、僕の炎も燃やし直そうと思いました。
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