雨の日の内見の難しさ【雨天の時こそ問われる不動産屋の知識と能力】
さて、しつこいようですが繁忙期の不動産業界。
多くの方のお休みは土日祝日ですから、ご案内の日にちも重なることが多いです。私の体は一つしかありませんので、ご案内出来る人数は基本的に一日1組様、限定です。
何故なら、案内をするのにもベストな時間帯があるから。
それは11時〜14時の間、太陽がガッツリと出ている時間帯です。
当然、一番大事なのは入居する方の生活スタイルに合わせて、一番活動的な時間帯に見て頂くという考え方も良いのですが、部屋の中、明るさや湿度は日照時間と方角、間取りの作りなどの影響をモロに受けます。
一日中、部屋から太陽を眺めるようなことをする人はいないと思いますが、部屋は一日中太陽と向き合っています。
太陽に照らされた部屋は明るいのか?室温はどうなのか?
照らされていない側の部屋の状況はどうなのか?
そんなことが判るのです。
しかし、、、今日は、、、
雨って水曜日にしか降らないんじゃないんですかーーーー!!??
と、思わず叫びたくなる。笑
しかし、こんな日もある。
調べてみると、日本の平均降水日数は117日だそうです。つまり3日に1日は雨が降っている計算です。
そうなってくると、雨の日に部屋を見ておくことも大事なのかなと思えます。
雨の日内見テクニック
しかし雨の日の内見にはテクニックが必要です。いつにもまして順路の下調べや内見準備を入念にしておかないと、お客さまに迷惑がかかります。
待ち合わせの場所から、駐車する場所のチェック。傘をさしながらということで、片手が塞がってしまいますから、スリッパ袋に傘、カバンに携帯電話、両手とポケットはいっぱいになってしまいます。
そしてそんな中でも、順路をスムーズに辿って、お客さまにとって必要な情報、適切な情報を正しくお伝えしなければなりません。
太陽については顔を出してくれませんので、遮るものはないのか?方角と室内をにらめっこしながら想像します。イメージが湧いてくれば、間取りから起こりうる状況を何パターンかお客さまにお伝えします。
準備を怠れば、普段ではお伝えできる部屋の魅力が雨によって減ってしまうことだって考えられるのですから、雨の日は難しいです。
雨よりも晴れの日のほうがご案内しやすいのは確かです。
けれども、雨の中、せっかくのお休みの中、お客さまが時間を作って内見をしてくださるのですから、精一杯ご案内をして部屋の良し悪しを判断する情報を提供し、アドバイスをしたいじゃないですか!
雨の日も、晴れの日も、お客さまにとって大切な一日です。
日本の1/3は雨の日ですから、晴れていなければ魅力を伝えられない・・・そんなこと言ってられませんね!
毎日暮らす部屋ですから、プロとして、全ての情報をフラットに整理し、ご提案する。
これに尽きます。
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「スペックというフィルターの外にある物件を一緒に探して欲しい。」
「自分だけの部屋を一緒に見つけて欲しい」
そうお考えの方、是非、私どもまでご連絡下さい。
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