日曜大工とDIYの境界線とは【2015/11/21日本経済新聞を読んで】
最近、DIYって本当に流行っていると思います。
私はブログにDIYの記事を書いていることもあり、お会いした方との話題に挙がることも多いのでそれを実感しています。
先日訪れた二子玉川ライズには、DIYの専門店まであるし。そこでは女性スタッフにて営業されていてとても「オシャレ」。
DIYは言うならば「日曜大工」、日曜大工という言葉ではここまで広まることは無かったでしょう。
日曜日の休日にお父さんがジーンズにTシャツをつっこんだ姿で作業を始め、よくわからない椅子を一人で作って喜んでいる。。。
日曜大工と言えば、そんなイメージです。
けどDIYは違う。
なんだかオシャレ。
どうしてやっていることは同じでも、こうも違うものだろうか?
Googleの検索結果
・日曜大工 約 1,660,000 件 (0.51 秒)
・DIY 約 392,000,000 件 (0.48 秒)
300倍以上の情報量の差がありました。(当然DIYは英語なのでそういう影響もあるのでしょうが)
今日の日経新聞にこんな記事がありました。
2015/11/21 日本経済新聞 朝刊
自宅や店舗の改装(リノベーション)を友人、知人らと楽しむ人が増えている。交流サイト(SNS)を使って仲間を集め、作業風景の写真を投稿するのも忘れない。面倒で大変な作業も、みんなでワイワイと取り組めば楽しみに変わる。リノベの新しい楽しみ方が広がりつつある。
「このパイプの長さどうします?」「鏡を置きたいから、そこのスペースをあけて……」
11月初旬の午後。東京都墨田区にある築55年の日本家屋に3人の男女が集まった。それぞれが木材や電動工具を持ち込み、材料を切るなど黙々と作業。時々顔をあげて作業の方針を確認したり、談笑したりする。リノベを呼びかけた鈴木純子さん(50)もその一人だ。今年6月から少しずつ改修を進めているが「リノベは初めてだったので、いろいろな作業がおっかなびっくりだった」。
それでもリノベを進められたのは、ネット経由で集った仲間の存在が大きい。主に使ったのがフェイスブック。「『こんなふうにしたいのですが、詳しい方いますか』と投稿すると『自分も手伝いたい』『詳しい人を知っている』などと返事が寄せられる」
初心者1人では難しい作業でも経験者にコツを聞けば正解に近づけるという。そのお返しというわけではないが、作業の進捗は細かく報告する。作業中にもスマートフォンで写真を撮影。ネットを通じた仲間とのコミュニケーションを欠かさない。
ウンウン、見るからに楽しそうだ。。。。
あれ?ちょっと待てよ。
DIY(ディー・アイ・ワイ)とは、専門業者ではない人が自身で何かを作ったり、修繕したりすること。英語のDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語で、「自身でやろう」の意。「D.I.Y.」とも。(出典:Wikipedia)
「自分でやろう」の意。これが、現代のSNS文化とDIYがマッチングして変化しているのだ。
これまでの日曜大工ではお父さんが参考書片手に一人で頭を悩ませ、挙げ句の果てには必要のない高額な工具を買って奥さんに怒られている。。。なんてことがあったハズ。
もしや、世の日曜大工をするお父さん達が受け入れられなかった理由は「一人でやる、自分でやる」という閉鎖的な環境下で行われた日曜大工に問題があったのかもしれない。
基本的には「切る・くっつける・塗装する」この作業をするということだけを考えれば、DIYも日曜大工も差は無い。そこに「おしゃれ」や「イベントとして作業そのものを楽しむ」このエッセンスが追加されるかどうか?で評価が変わったのではないだろうか。
完成したモノがゴールではなく、作っている過程も楽しむ。それが現代の日曜大工=DIYなのではないだろうか。
DIYに片足を突っ込んだ身としては、こんなに楽しいことは早々無いと思っている。是非皆さんにも挑戦してみて欲しいと思います。
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