新国立競技場は隈研吾氏のA案に【木と緑のスタジアム】
新国立競技場はどんなデザインになるのか?その結果が出たようです。
2015/12/22 10:52 日経速報ニュース
政府は22日午前、新国立競技場の再検討のための関係閣僚会議(議長・遠藤利明五輪相)を開き、同競技場の建設計画を建築家隈研吾氏と大成建設(1801)などが提出したA案とすることを正式決定した。整備費は1489億円。
対案となっていたB案は建築家の伊東豊雄氏と、竹中工務店や清水建設(1803)、大林組(1802)の3社共同企業体(JV)が提出していた。
整備主体の日本スポーツ振興センター(JSC)の審査委員会は19日、最終審査を終えていた。JSCは採用案を関係閣僚会議で報告し、了解を得た。同競技場の整備案は、費用が膨れあがったことから7月に白紙撤回されていた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
新国立競技場問題はザハ・ハディドさんデザインの新国立競技場の建設費が高額かつオリンピックに間に合わないのでは!?ということから始まった。
ということで、急遽再募集。
価格を抑えて、工事が間に合うやつでお願いね!ということで。
出てきたのはこちらの2案
A案
B案
そして今回、A案が採用されたというわけです。
今回の決定でおもうこと
日本人にとってマネジメントは苦手な分野なのかもしれない。
まあ、何十億というお金を動かしといて「苦手だったんだゴメンね!」という訳には行きませんが、今回の件ではそれを感じました。
ザハ・ハディドさんのデザインだって、彼女はきっと自分の仕事をしただけでベストを尽くしていると思うんです。けれども今回の白紙撤回で、日本人からすれば「ああ、あのダメになった案の人ね」となってしまいます。とんだとばっちりだと思います。
新国立競技場完成は2019年11月予定とのこと、今回は、日本人の優れた職人さんたちに助けられた結果のように思えます。
事前に2020年までの目標とスケジュールを描き、工程表を組み、進めていけば。。。はたまた事前のマーケティング調査をしっかりやっていれば。。。と思えて仕方がありません。
以前、マーケティングの教授に「大きなプロジェクトを進める時、事前のマーケティング調査にはしっかり時間とお金を掛けましょう。その方が圧倒的に安く効果が出るから。勢いで進めて、何十億もかけちゃった後では取り返しがつきませんから。」と言われた話を思い出しました。
努力して進めても起きる失敗は仕方がありませんが、事前準備を怠ったことによる失敗は、よろしくないですね。
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