来年のお年玉はプリカで!?【現金とプリカとクレカ】
子供の頃の楽しみといえば、おせちにお餅にお年玉!
子供達にとっては、ここで貰える金額によって1年間の収支計画が大きく変わってくる大切な局面です。普段のお小遣いでは買えないものや、ちょっと背伸びして買っちゃうあんなものやこんなもの。。。
ところが最近子供達のお小遣い事情に変化が起こっているようです。
2015/12/26 日経プラスワン より引用
子どものお年玉をいくらにしようかと考え始めた親も多いだろう。同時に、インターネット通販やゲームの普及もあり、子どもがお金を何に使うかは親にとって心配の種だ。そのひとつの解決策として、プリペイドカードを使ったお小遣い管理がじわりと広がっている。使いすぎを防ぎ、買い物の履歴をおおまかに確認できるのが利点だ。
「塾の行き帰りにコンビニでおやつとか買ってるみたいだね」。東京都に住む会社員Aさん(50)は、手持ちのスマートフォン(スマホ)を片手にそう話す。画面上には、中学生の息子に渡したプリペイドカード(プリカ)の「おさいふPonta」の利用履歴が表示されている。カードは毎月5000円をチャージ(入金)したうえで、息子に渡す。「変な物を買ったら分かるからな、って言ってありますよ」とAさんは笑う。
Aさんのようにプリカを使って子どもにお小遣いの一部や全額を渡す家庭が増えている。プリカは入金額の範囲内でしか買い物ができず無駄遣いを防ぎやすい。クレジットカードのような事前審査がなく手軽に作れるのも理由だ。
最近の子供達は、お小遣いで何を購入したのか丸わかりになってしまうというのだ。(商品名まではわからないことが多いそうです)
子供の立場からすれば、迷惑この上ない話。しかし親からすれば、「何か変なものを買っているんじゃないのか?」という心配の種が一つ減ることになるのでしょう。
利用履歴を見ることで子ども自身が自分のお金の使いみちを振り返って、考えて使うようになるのかもしれません。考えてみれば、現金でお小遣いをもらっていた私たちの時代では、これまでのお小遣いで何を買ったか?なんて覚えていません。今思えば、確実に無駄遣いをしていたことでしょう。。。
ただ一点この手の話を考える上で、思い浮かぶのはマイナンバー制度のこと。
マイナンバー制度は我々、日本国民がどのようにお金を貯めているのかがわかってしまう制度ですから、プリペイドカードで管理されている子供達に似ているなと思ってしまいます。
マイナンバー制度に反対する意見を持っている人でも、プリペイドカードやクレジットカード、また近年増えている様々なポイントカードシステムは、喜んで利用し、個人情報を教えてしまっている事実はどう捉えているのでしょうか。
便利になる一方、個人情報が気づかぬうちに広まってしまい、お金が数字になってしまうことで重みが変わってきてしまうような気がします。
やっぱりお年玉は現金が一番!
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