メールで行う新年の挨拶の起源を考える【思えば中1の頃…】
12月30日、事務所にて遅ればせながら年賀状に取り組んでいます。
「1月1日に到着しなきゃ元旦って書いちゃダメなんだよー」とか、「学校の先生には「様」じゃなく、「先生」って付けるんだよー」とか、小学校の頃に聞いた覚えのある知識を思い出しながらデータベースを作成。
と言いますのも、私は中学生くらいを最後に年賀状を書くのを辞めてしまったからです。
恐らく僕らの世代くらいからメールで新年の挨拶が当たり前になってきたんだと思うんです。
思い返せば、13歳くらいの頃。インターネットが普及し始めたと思ったら、PHS(エッジH”)が発売されて、同級生は皆持っていました。それではメールが出来るんですよね。うらやましかったなー。
その後、中3〜高校生になると、iモードが出てくるんですよね。
これで携帯でインターネットをやる!ということが一般的に、ネットがより身近になってくるんです。
さらにはiモードが定額制になる。今では当たり前のネットつなぎ放題です。
こうなってきてしまうとお金の無い中高生ですから、一枚50円かかる年賀はがきを買うよりもメールで済ませたほうがいい!となったんです。
「年賀状よりメールのほうが一斉に送れるし楽だ」という考えももちろんありましたが、その分、文面にはめちゃくちゃ時間を掛けてこだわる!という人もいましたね。読むのがおっくうになるほど長文だったりして。笑
この頃にデコメ(タグを利用した装飾メール)や、写メ(写真添付メール)なんかも出てきて、完全にハガキ<メールとなっていったような気がします。
無料で、手軽に、画像も添えて、スグに送れる。とあれば、メールが年賀はがきに取って代わるのも分かります。
1月1日0:00になった途端に皆から一斉にメールが送られてきて、携帯がパンクしたのもなんだかいい思い出です。
そんな私ですが・・・
今年は年賀状に戻ってきました!
理由はいくつかあるんですが、今年は実際に多くの人とお会いして話すことが多かったです。
当然、直接会うことはSNSやメールじゃない距離感、信頼感、話の発展が得られたのです。
あと、今年は手紙を貰うことも送ることも多かったのですが、これまた貰って嬉しく、送るまでの過程「ちゃんと届くかな」なんて考えている間もいいもんなんです。
ビジネスであれば確実に、無駄なく、スグに届くメールのほうが良いのかもしれませんが、プライベートはそうじゃないほうがいいなと。
不便さ、不安定さ、面倒臭さ、そんなものが価値を生み出しているのではないでしょうか。
手紙や年賀状、一方通行の言葉を送り合うこと、それで繋がる儚さが、今もう一度見直されるべきではないでしょうか。
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