仕事しながらバセドー病と戦う日々in表参道
今日は一日オフだったので表参道をぶらぶら、、、と言いたいところですが。約3ヶ月に一度の通院日でした。
私が定期的に行っている病院は、表参道にある伊藤病院です。
何を隠そう、僕はバセドー病患者です。
発症したのは18歳のとき
私の病気が発覚したのは、18歳の時。
浮かれ気分120%で立教大学に入学した私は、毎日へらへらしながら入学の手続きやガイダンス、健康診断などのイベントをこなしていきました。
1ヶ月ほど過ぎた頃だったでしょうか。
突如、携帯に電話が掛かってきました。
浮かれた大学生をどん底に突き落とす一撃
電話の主は立教大学保健室でした。
保健室「内田さんですか?」
私「はい、そうです。」
保健室「いいですか、落ち着いて聞いてくださいね。」
私「え?あ、はい。(なんだタダ事じゃないぞ。と思った気がします)」
保健室「あなたは恐らく、バセドー病です。すぐに病院で見てもらって下さい。」
私「・・・・はい。」
思い当たるフシがあった
実は思い当たるふしはありました。異常なくらい暑くて、汗をかくのです。
さらに手の震え。細かい作業をするときには手の震えを押さえることが出来ません。
そしてすぐ疲れちゃう。
食べても食べても体重が増えません。
あれから10年
僕は未だにバセドー病と付き合っています。途中で一度、放射線治療もしました。
そのお陰で、当時はふくろうみたいにでっかく腫れ、ワイシャツのボタンを留めることすら出来なかった首は、一般の人が見たらわからないくらい小さくなりました。
バセドー病は首の腫れや、眼球突出など、見た目からわかる症状以外にも、外見に表れない色んな症状があります。
今の私の場合、
- 安静にしているのに、心臓がドキドキする
- 暑がりになり、水をよく飲み、汗をたくさんかく
- イライラしやすくなった、落ち着きがなくなった
- 体が重く、だるく感じるようになった
- 食欲がないのに太ってきた
(これはメルカゾールという薬の摂取量によって変わっている気がしてます) - 昼間も眠く、居眠りをするようになった
(仕事中には絶対に寝ませんが、大量のコーヒーが欠かせません)
(伊藤病院ホームページの症状の例を参考にしました)
こんな症状があります。
バセドー病に悩む皆様へ
バセドー病は本来、暮らしていく上で様々な制限があります。
僕が言われたお医者さんによると、
・ヨウ素の多く含まれる食べ物(海藻等)を食べてはいけない
・お酒を飲んではいけない
・激しい運動をしてはいけない
こんなことを言われました。
僕は一時期これらを徹底的に守りました。そして、メルカゾールという薬を飲んでいると心臓の脈拍は落ち着いてきました。(けど、体重が激増しました。笑)
バセドー病との付き合い方
10年バセドー病と付き合ってきた私は今、お酒も飲みますし、がっつり運動もしています。
これは個人が判断することですが、私はバセドー病と上手に付き合いたいと思い、強い体をつくろうと思いました。
初めは全くトレーニングにならず30分も運動すると動けなくなりましたが、段々と体は強くなり、今は18の時よりも体力はあります。
無理は絶対にいけませんが、何もかも禁止!では人生がつまらなくなってしまいます。
ですから、バセドー病とも「上手に付き合うこと」が大切だと思っています。
考え方を変えれば、数ヶ月に一度、表参道でお買い物だって出来るんですよ!
(伊藤病院がめちゃくちゃ混んでいるから、その待ち時間なんですが、、、(^_^;))
たしかに、一生付き合うことになる病気ですし、女性の場合、体重が増えることにより、見た目にも影響が出てしまう病気かもしれません。
でも、死なない。
僕は健康であることをスゴイ大切に思うきっかけになりました。
是非、一人で悩まずに、お医者さんに相談し、そして周りの方に話し、
自分の状況を理解してもらうことが大切だと思います。
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[…] 先日も書いたように、伊藤病院というところはとにかく混みます。 […]