【カラスは黄色いゴミ袋が見えないのか？】黄色いゴミ袋についてまとめてみた
昨日より仕事の都合で町田市にいたのですが、町田市はゴミ袋が「黄色」なんです。
そういえば昔、板橋でもゴミ袋が黄色だったのに、いつのまにか透明になったなー。。。などと考えていると、どうしてゴミ袋は黄色なのか？気になってきたのでまとめてみました。
黄色いゴミ袋がカラスは嫌いらしい
（画像出典：八王子市HP）
どうやら黄色いゴミ袋ですと、カラスがゴミを突かなくなった。
そんな噂があるそうです。
それ故に、黄色いゴミ袋が使われるようになったらしい。
そうなってくると、その噂、ホントなの？と思いますよね。
米子市の調査結果
米子市が2006年に調査をしたようです。
出典：http://www.city.yonago.lg.jp/1952.htm
実験方法：「米子市推奨の半透明のごみ袋」と「黄色いごみ袋」の混合集積（6ヶ所）と、「黄色いごみ袋」の限定集積（3ヶ所）の、2通りの集積方法で実証試験を実施しました。
結果：混合集積6ヶ所のうち、5ヶ所で半透明のごみ袋に被害がありました。
黄色い袋は、崎津地区と永江地区の1ヶ所でカラス被害がみられましたが、他の集積場所では被害が見られませんでした。
協力していただいた住民の皆さんからは、「カラスの姿を見なくなった｡効果が見られる。黄色い袋の上からネットをすればさらに効果がある」など、黄色い袋の有効性を認める意見が多かった一方、黄色の袋に被害があった地区からは、有効性に対して疑問の声も聞かれました。
なるほどなるほど。10年前の調査では有効性に対して疑問が残る結果だったんですね。
カラスは紫外線が見える！？
2005年〜2006年頃、同時期に各地で調査が行われていたようですね。
こちらのいろはに情報館さんのサイトで詳しく情報がまとめられていました。
こちらによると、カラスは視力の一部として紫外線を利用しているそうで、物質が反射する紫外線の量でものを判別しているのだそうです。
つまり、
- カラスは黄色が嫌いなわけではない。
- もちろん黄色いゴミ袋、見えてます
- カラスは紫外線が見えるので、紫外線を抑える素材でゴミ袋を作れば判別しづらくなる
- 黄色いゴミ袋というだけでは何の意味もない
ということのようです。
ですから恐らく、町田市で使われているゴミ袋は紫外線を抑える素材で作られているのでしょう。
でもどうせそうするならば、透明な袋でその素材を使えば「人は見えるけれどカラスには見えない状況」になり、ゴミの分別を促すとともにカラスの被害も防げるのではないかな？と、思いました。
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