新築オフィスビルの賃料が上昇ー景気回復の期待が市場に与える影響ー
新築オフィス賃料上昇、東京2年ぶり、今年上期、景気回復期待映す。 2015/05/06 日本経済新聞 朝刊
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オフィスビルの賃貸料が上昇している。日本経済新聞社が4月に実施したオフィスビル賃貸料調査で、2015年上期(3月下旬)の東京都心の新築オフィスビル(築後1年未満)の賃料を示す指数が2年ぶりに前年同期を上回った。大阪の指数も既存ビル(同1年以上)で前年同期を上回った。景気の回復期待から企業が事業所を広げる意欲は強く、ビル所有者も賃料を高めにしている。
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先日の日経新聞によると新築オフィスビル賃料が2年ぶりに上昇しているとのこと。
景気の回復期待から企業が事業所を広げる意欲は強く・・・
「景気回復の期待」が、「現実の市場に与える影響」ということなのでしょうが、これってどういうことなんでしょうか。恐らく統計データを取って分析すればわかることでしょうし、当然のように新聞等でもこのような表現が使われていることからすれば、「期待は市場に影響を与える」のでしょう。
けれども「期待」は目に見えないし、よく分かりません。
そして、「期待」が先なのか「市場の影響」が先なのかというのも、明確に説明できないでしょう。
不動産にも起こる、感情が市場に与える影響
ここで言うのは、物件の条件がいいとか、物件が綺麗だとか、そういったことではありません。
例えば、市場に出した物件が、何ヶ月も売れないで残っていたとします。
しかし一件申込が入った途端、矢継ぎ早に別の方から申込が入ることがあります。
それまで市場では見向きもされなかったものでも、
誰かが欲しいと思えば、その時には他の人も欲しいと思う。
きっかけ一つでこういったことが起こるのです。
結局は「きっかけ」をいくつも用意して試していくことが必要なのだと思います、
物件は生物ですから、決まりきった方法だけではいつの時代も魅力を保ち続けることは出来ません。
ワクワクすることを仕掛けていかないと!
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