【量の目標と時間の目標に注意せよ】勉強嫌いな私の勉強法
ここ数ヶ月、必死に勉強をしているわけですが、その中で目標設定について思うところがあったので記しておきたいと思います。
これは勉強だけに限らず、仕事やトレーニングなどにも影響すると思います。
陥りがちな目標設定のミス
例えば、目標設定をしようとした時
今日から勉強を初めて「10日目までに第1章を終えよう」
なんとかそれを終えたら次は「20日目までに第2章を終えよう」
こんな目標設定をしたとします。
これ、ヤバイです。
何故ならば、初めてチャレンジをしようとしている(多くの場合そうだと思いますが)対象の、正体が見えていない状況で「10日目までに第1章を終える」根拠がありません。
さらに言えば「20日目までに第2章」なんて夢のまた夢の話です。
仮に1章をスケジュール通りに終えられたとしても、先に進むにつれて難易度は上がっていくことも下がっていくことも考えられます。そんな中で「ページ数による目標」「章ごとの目標」なんてものは成立しえません。
逆上がりの出来ない小学生の子供に「10日後までに逆上がりしてください」という目標を立てるでしょうか?立てませんよね?
「けど、今までそれでやってきたよ」
こう言うと、「私はこれまでの経験上、それでやってきたよ」という人もいるでしょう。
けれどもそれは「貴方がまだ若いから」でしょう。
年齢を重ねると体力以上に気力や集中力も落ちてきます。30歳の自分でも学生の頃に比べてそれを実感します。
若いころは無理な目標も根性でやりぬきました。なんとか達成させてしまうこともありました。けれども今はそうは行きません。
「別にこれを今やらなくても」「また次にしよう」そんな言い訳がすぐに頭をよぎってしまいます。ですから無理のある目標設定では、結果として成果が落ちてしまうのです。
よく「若いころに比べて勉強が難しくなった」という言葉を聞きますが、それは目標設定に無理が効かなくなっただけだと思います。本来、歳を重ねれば知識経験のうえでは能力が高まるはずですから、勉強は得意になってくるはずですよね?
体力や集中力など衰えてくる部分をマネジメントでカバーしましょう。
目標設定の方法
1.己を知る
目標設定の初めは「己を知る」、つまりは自分の能力を知るところから始めます。
ここで知るべき能力は「集中持続可能時間」です。
勉強でも運動でも「1セット取り組むにあたり、嫌にならない時間」を調べます。それは人によりけりだと思いますが、だいたい30分から90分程度だと思います。
何かしら勉強やトレーニングをしてみて「もうやだ!」というところの70%くらいが丁度いいとと思います。
2.相手を知る
自分の集中持続可能時間が見えてきたら、対象となるチャレンジにおける進度を調べます。やり方は簡単です。1で決めた時間でタイマーをセットしてチャレンジに取組み、どの程度進んだかを把握します。これが「1セットあたりの進度」となります。
これは科目や章ごとに少しづつずれてくる可能性があるので、適時見直しが必要です。
3.スケジューリング
1セットあたりの進度が判ったところで初めてスケジュールに落とし込んでいき、目標を設定します。1セットあたり取り組む時間は決まっていますので、スケジュールは立てやすいと思います。
これであれば勉強を始めてみたものの思ったよりも進まなくて、深夜までだらだら続けてしまい、嫌になることも無いでしょう。
立てた目標に追いつかなければ、その部分は苦手分野なので、後日、取り組むセット数を増やせばOKです。その日予定していないセット数は増やさないことがコツです。
この目標設定の方法は、チャレンジする期間が長ければ長いほど効果が高いです。
ダラダラやらない。直前になって焦らない。
勉強時間をしっかりとコントロールし、結果を出したい。という人にオススメです。
高すぎる目標があると自暴自棄になったり、思った成果が出ない時に踏ん張りたい人は是非お試しください。
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