【あなたなら、4種の海老の中どれを選びますか?】合理的な消費者
「今日は家でもんじゃ焼きを作ろう!」
そこで僕は桜えびを購入しようとして、気がつけば20分ほど桜えびの前に立って悩んでいます。
絶妙なバランスで陳列された4パターンの桜えびに対し、合理的な消費者として何を選択したらいいのだろうと頭を悩ませていたのです。
4つの桜えび
当然の前置きですが、私には、これらの商品を作っているメーカーに親戚はいません。正直どれでも良いといえばどれでもいいんですが、、、、笑
せっかくなので考えてみます。では左から紹介します。
①アイワイフーズ 小えび
②カクサ 国内産小えび
③汐だより 駿河湾産
④アイワイフーズ 桜えび無着色
比較整理すると
商品名 | 価格 | グラム数 | エビの産地 | 着色 |
①アイワイフーズ小えび | 105円 | 17g | 中国 | あり |
②カクサ 国内産小えび | 183円 | 15g | 日本 | あり |
③汐だより駿河湾産天日干し | 386円 | 8g | 日本 | なし |
④アイワイフーズ桜えび無着色 | 235円 | 13g | 台湾 | なし |
このようになります。
まず第一に、①②は小えびで、③④はサイズの大きいえびだということがあります。もんじゃに入れるえびは小えびしかあり得ない!という場合は2択になってしまいますが、今回僕はエビのサイズにはこだわらないという前提で考えました。
合理的な消費者
経済学の世界では、消費者は合理的に考え行動するという想定で成り立っています。
けれども、実際の世界では消費者は合理的な選択をしないのでは?という考え方もあります。
例えば、以下の様な話があります
経済学者のA氏とサラリーマンのB氏が人通りの多い商店街を歩いていたとき、ふたりの間でこんなやり取りが交わされた。
B氏:おい、そこの道端に500円玉が落ちているぞ!
A氏:まさか、そんなわけないだろう。もし本当に500円玉が落ちているなら、もうとっくに誰かがそれを拾っているはずさ。(出典:多田洋介『行動経済学入門』)
500円落ちてるかもって言われたら、とりあえず探しちゃいますよね?
これが合理的な選択しないだろうという話。
ともかく、実際の世界で「全ての人間が合理的に同じように判断するということはない」とは言えるんではないでしょうか。
その人が超潔癖症だったらいくらお金が落ちていようが拾わないだろうし、毎月500円のお小遣いで暮らす小学生ならば這いつくばって探しまわるでしょうし。
一つだけ言えるとすれば、人がその時に置かれている状況で判断が変わるとするならば、分かっている情報を正しく整理して選択をするべきではないでしょうか。そうすることで自分にとっての合理的な選択を、全ての人が行うのでしょう。
結局、選んだのは4番
商品名 | 価格 | グラム数 | エビの産地 | 着色 |
①アイワイフーズ小えび | 105円 | 17g | 中国 | あり |
②カクサ 国内産小えび | 183円 | 15g | 日本 | あり |
③汐だより駿河湾産天日干し | 386円 | 8g | 日本 | なし |
④アイワイフーズ桜えび無着色 | 235円 | 13g | 台湾 | なし |
結局僕が選んだのは4番の桜えびでした。
考えた流れとしては
1.「着色」されているのが嫌だなと思ったので、③か④に。
2.そりゃあ国産で着色されていない③が一番良いんですが高い。
3.②が着色されていなければいいのになー
4.あれ?よく考えてみればエビは海泳いでいるんだから基本一緒。どこで水揚げされたか?=産地じゃないのか
5.良し、④で決定
自分にとっては合理的な選択が出来たのではないかと思います。
あなたならばどのえびを選びますか?
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