【言葉を選ぶことの価値が増している】今日は商人舎さんへ
「言葉を選ぶこと」の価値が、これまでにも増して重要になっているように感じています。
それは単純にコミュニケーション上の問題で「伝える上で気を付けなければいけない」ということだけでなく、言葉の選び方でその人のイメージを変えたり、はたまたお金を生むことにつながってくるからです。
お世話になっている商人舎さんへ
今日はお世話になっている結城義晴先生の会社、商人舎さんへお邪魔しました。
商人舎さんでは「月間商人舎」という小売業の専門誌を発行しており、商人舎Magazineというウェブサイトも運営しています。
http://magazine.shoninsha.co.jp/
こちらで働いている方々は「文章のスペシャリスト」ですから、僕のようなものが、冒頭に申し上げたように「「言葉を選ぶこと」の価値」などというのは大変おこがましい話ではございます。
ただ、恩師である結城先生にも「思ったことや考えを発信することはいいことだ!」というアドバイスをいつも頂いておりますので、幼稚な発想ですが残しておきたいと思います。
「言葉を書く」から「言葉を選ぶ」へ
こうやって今、私が書いているブログも、文字は書いているのでは無く、パソコンで打っています。となると打つという行為はパソコンでなく、もしスマホであればフリックするという表現になるかもしれません。
となるとこれらの行為は、書くでは無く、選ぶということになるのではないでしょうか。
書いていれば筆跡によって誰が書いたかわかるものも、打ったものでは誰が打ったか?はわからないのです。(電子署名が云々というのは置いておいて)
ボブ・ディラン ノーベル賞 受賞
タイムリーな話題に触れると、ボブ・ディランがノーベル賞を受賞しました。
スウェーデン・アカデミーは13日、2016年のノーベル文学賞を米国のシンガー・ソングライター、ボブ・ディランさん(75)に授与すると発表した。歌手の同賞受賞は初めて。ディランさんは「風に吹かれて」などメッセージ性の高い作品で知られる米音楽界の大御所。授賞理由は「米国の歌の伝統において新たな詩的表現を創造した」としている。授賞式は12月10日にストックホルムで行われ、賞金800万スウェーデンクローナ(約9400万円)が贈られる。
このことに対して、賛否両論意見がわかれているそう。彼がいったいいつ「文学作品」を生み出したのだ?と。
これは自分の考えている「言葉を書く」から「言葉を選ぶ」へ世の中が代わりつつあることの一つの象徴なのではないかと思うのです。
例えば音楽の中の詩では、小節数内に収めるべきルールがあります。パソコンやスマホモニターで読む文章にはピクセル数で幅が決められています。
小説や新聞を読むのは紙ではなく、スマホという人もいるでしょう。
情報の伝達スピードも変わりましたよね。
これまでは新聞やテレビが最速でしたが、今ではニュースは数分後にネットに流れます。すると人々は断片的な情報では満足をせず、検索をし、より多くの情報を得ようとします。
その時、ウェブ上で人々に見てもらう為に必要になるのは、効果的な言葉の選択です。
言葉が溢れているインターネットの世界で文字一つを取って、それが「文学作品」なのか「歌詞」なのか、はたまた「ノンフィクション」なのか。すぐに判断することは難しいのではないでしょうか。
もしかしたら、こういった「ネット上の言葉」の上でそういった垣根は無く、それはすべて受け手の問題で、言葉は選ばれた一つずつの文字にしかすぎないのかもしれません。
作家さんや文章のプロの方では当然、「言葉選び」は大切にされていることだと思うのですが、誰でも気軽に世の中に文字を発信することが出来るようになった現代において、その文字は小学生が書いた文字でも、大人が書いた文字でも、さらには人種を問わず同じ文字で表現されます。(明朝体、ゴシック体、等々…)
そうなれば、一般人にとっても言葉選びは大変重要なものになってくるのではないでしょうか。
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