【もしあなたがバセドウ病と診断されたら】
僕はバセドウ病を患っています。本田圭佑、絢香、Yoshiki、芸能人でもバセドウ病を患っている人の話はちょくちょく聞きます。案外みなさんの周りにもこの病気を患っている人は多いのではないでしょうか。
今日は一見、病気を患っているように見られないバセドウ病がどんなものなのか?を書いてみたいと思います。
(ここから書くのは医学的な話ではないことを前置きします。あくまでもバセドウ病患者の私の実体験に基づいた事実の紹介です。)
発症の原因
私がバセドウ病と診断されたのは18歳の時。きっかけは、大学入学と同時に行われた健康診断でした。健康診断が終わって1週間後、突然大学の保健室から電話があり深刻そうな声で「バセドウ病という大変な病気になっている可能性があるから、すぐに大きい病院で見てもらって下さい」と言われました。
その連絡にショックを受けたものの、あまり驚きはしませんでした。何故なら、自分の父もバセドウ病を患っていたからです。
バセドウ病は発症する原因が解明されていないようですが、激しいストレスを感じた時や、遺伝の可能性はあるそうです。
初期症状
この頃は何故かどんどん体重が落ちていきます。
手が震えて、脈拍が早く、すぐに疲れてしまいます。あとは首(甲状腺)がボコッと腫れてしまいます。
ホルモンが過剰に分泌されてしまい、常に走っているような状態が続いている状況でした。
治療法
治療をする方法は3つ。
- 飲み薬の投与
- 手術で甲状腺を摘出
- 放射線治療で甲状腺を壊す
症状がひどくない人は飲み薬だけで抑えられる、、、、のかな。
わたしの場合は首がパンパンに腫れて、ワイシャツのボタンが閉まらないくらいでしたので、2か3の選択しかありませんでした。そこで放射線治療を選択。
1週間の入院をして、その間に放射線物質の薬?を水で飲みます。痛みなんかは無いのですが、1週間、外界と隔離されるので暇で暇で辛かった記憶があります(^_^;)
これのお陰で、首の腫れはかなり小さくなりました。けれどその後も飲み薬の投薬は続きます。
そうなんです。手術や放射線治療は、甲状腺を小さくしてホルモンをコントロールしやすくするものであって、薬はずっと飲み続けなければ行けないのです。現に、私は今でも12年間ほぼ毎日薬を飲んでいます。(当然、私の父も。)
実生活での不便
1.実生活での不便ですが、よくお医者に言われるのが「疲れやすいですから、運動は控えたほうがいいでしょう。」というアドバイスです。
実際、発症した直後は全く運動が出来なくなりました。。。けれどそれによってふさぎ込むようになるんですよね。けど、やっぱり生きていく上で運動は必須だと思います。私は週に2回は運動します。しかも今では、健康な同世代の人よりも体力には自信があります。
私はハードなトレーニングをしていますが、血液検査でも術後の経過は良好なので、無理しない程度に適度な運動はすべきだと思います。
2.次はメンタル面です。僕の気分や勘違いなのかもしれませんが、1ヶ月に1回くらい急に落ち込みます。笑 1ヶ月に1回くらいですが、急にイライラしたり不安になったりします。
これは、、、なんとも難しい問題ですが、僕の場合は不安やイライラする原因をとことん追求して向き合い、ひとつづつ解決していくことで解決します。あとは、シンプルに運動する!
3.体重がコントロール出来ない。。。これは女性が発症する可能性が高いバセドウ病において深刻な問題だと思いますが、僕の場合、放射線治療後、体重が爆増しました。笑
これは薬を飲んでいることももちろん影響してるのだと思いますが、メンタルの問題が大きく関係していると思います。何故なら、集中し自己コントロールを徹底してダイエットをおこなったところ、ちゃんとコントロールは出来たからです。
一般の人に比べたらダイエットは大変だと思いますが、出来ないことはありません。
通院頻度と料金
私が通っているのは表参道にある伊藤病院。
ここはバセドウ病専門病院です、お医者さんも常時8人くらい診察しているのですが、とにかく混みます。1日潰れます。(^_^;)
通院頻度は1ヶ月に1回くらいから、半年に1回くらい。その人の症状によります。年に1回程度の人もいるようです。僕の場合、3〜4ヶ月に1度通って、薬代込で1回6,000円。結構な出費です。。。
病院に通うのはしんどいですが、表参道に行けると思えば少しは気分がアガります!
病院の横はApple Storeだし!(入ったことはありませんが。笑)
バセドウ病と診断されてしまった人も、あまり落ち込まず、適度な運動と健康的な生活を送るようにして、ストレスを抱えないよう暮らすことを心がけたほうが良いのだと思います。
完治することは難しい病気のようですから、あまり神経質になりすぎずに、バセドウ病と上手く付き合ってあげてください。(^^)
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