【今日は憲法公布から70年。文化の日。】
今日は文化の日。
今からちょうど70年前の今日、1946年11月3日に日本国憲法が公布されました。
憲法について少しだけ考えてみました。
憲法について考えてみる
考えるきっかけになったのがこの記事
2016/11/03 日本経済新聞 朝刊
日本国憲法は3日、1946年の公布から70年を迎えた。日本経済新聞社とテレビ東京が世論調査を実施したところ、憲法改正について「改正すべきだ」が44%、「現在のままでよい」が42%で拮抗した。5月3日の憲法記念日の直前に実施した調査と比べると、「現在のままでよい」が8ポイント減り、「改正すべきだ」が4ポイント増えた。(関連記事4面、社会面、関連特集8面に)
若い年代層は改正派の比率が高い。50代までは改正が現状維持より上回った。60代以上は現状維持が改正より多かった。例えば30代は改正が55%で現状維持は30%。70代以上は改正が31%、現状維持が50%だった。
男性は改正が50%で現状維持の42%より多い。女性はそれぞれ37%、41%だった。
若い人程、憲法改正を望んでいるというアンケート結果のようです。
誰が作ったの?憲法9条はどうなる?
憲法の話をすると、結局誰が作ったの?という話題が出ます。
ちょっとネットで調べてみると、GHQのマッカーサーが作って押し付けてきたんだ!という意見もある一方、いやいや、日本と話し合って作ったんだよ。という話や、10日間程で急ピッチで作成したんだ!という話も出てきました。
- アメリカが作ったものを押し付けられたのだから自分たちで作りましょう。
- 短期間で作ったんですから見直しましょう。
- 70年前の物なんですから改正しましょう。
まあ、どれもわからなくもない意見です。
その一方で、憲法9条を守らなければならないという意見もあります。
第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
憲法9条には「日本は戦争を放棄する」と書かれているのです。
これを改正すると、改正内容によっては、日本は戦争が出来る国になってしまうということなのですね。
短期間で作ったとしたらすごいんじゃないのか
改正すべきか?しないべきか?という話には触れません。また、憲法は誰が作ったのか?その真偽を僕がちょっと調べて定かになるような話でも無いと思います。笑
ただ一つ感じていることは、急ピッチで作った日本の基礎となる憲法の中に、三権分立や戦争を放棄するという項目が入っていて、日本は戦争をしていないし、現在、日本のGDPはアメリカ、中国に次ぐ世界3位の国だということ。
これは憲法のお陰なのか?と考えてみれば、それだけではなく、当然、戦後の日本で頑張って働いた日本人がたくさんいたから、僕らのじいちゃんばあちゃんのお陰なんじゃないかと思うのです。
憲法10条〜40条には、国民の権利と義務が規定されています。そして41条〜以降には三権分立の内容が規定されています。これら全体の7割近くの部分は、自分たちが生きていく為の選択の権利が規定されている訳で、改正するもしないも自分たちで選択が出来る状態なのだと思うと、今の憲法だって悪くないんじゃないかと思うのです。
ただ、確かに70年前のものを今の世代に手直しする必要があるのかもしれません、それらの選択をちゃんと自分たちで考えるべきなのだと思います。
戦争のない、今日のような平和な日が末永く続きますように。
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