「挨拶を禁止に」管理組合での提案に賛同が集まる
神戸新聞夕刊の読者投稿欄に掲載された投稿が話題になっているようです。その内容というのが「マンションで挨拶をするの禁止にしませんか」というもの。
不動産業者としては、驚きというか悲しみというか、実態と気持ちの狭間で揺れ動いています。
「挨拶禁止にしませんか」
この衝撃的な提案を知ったのはネットのニュースサイトGrape
これも時の流れか「挨拶をするの禁止にしませんか」その提案に賛同が集まる
「知らない人に挨拶されたら逃げるように教えているので、マンション内では挨拶をしないように決めてください。」
「あいさつをしてもあいさつが返ってこないので気分が悪かった。お互いにやめましょう」
状況がすぐに想像できるだけに、一概に「挨拶をしたほうが良い」という子供の頃からの教えだけでは解決出来ない状況が現代社会にはあるのでしょうか。。。
とはいえ、マンションの管理組合及び管理規約は、区分所有者同士のマンション内での生活をより安全なものに、より暮らしやすいものにしていくことが求められています。
通常のルールに則って考えれば
このような提案が出てきた場合に管理組合の総会において３／４の賛同（特別決議）が得られれば、規約が改正されて、マンション内での挨拶が禁止という規約（ルール）が追加され、区分所有者はその規約を守らなければなりません。
けれど、「挨拶しないこと」のメリット・デメリットをもう一度よく考えてみることが必要なのではないでしょうか。
やっぱりシンプルに「それって規約で制限することなのか？」と思ってしまいます。
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