地元の不動産屋の役目【生活保護のお客さんがご来店されました】
弊社では仲介手数料有料です。
しかも予約制です。
入口は電話かネット、紹介がほとんどです。
自社のポリシーとしてお一人お一人にしっかりと接客するため、飛び込みのお客様はお断り、、、のつもりでした。 ある日までは。
先日、弊社に生活保護を受けている親子が来ました。
お母さんと子供3人で暮らしているといいます。
これまでも生活保護のお客さんを何度かご案内したこともありました。
上司がいた時には「生保(せいほ)には注意しろ!」という通達が出ている会社もありました。
事務所を新事務所に移してからは初めての生活保護のお客様でした。しかも閉店時間後に来店。
新しい自社のコンセプトもあり、正直どのように対応しようか悩んだ自分がいました。
けれども「まずはお話を聞こう」と考え、お話を聞くことに。一般的?というのも変な表現ですが、これまでの生活保護のお客さまと似たケースでした。
しかし、お話を聞く中で、「この人は複数の不動産屋さんに断られている」ということが分かってきました。
明日のお約束と決意
私の仕事ではその場では物件を1件もご紹介しません。
一度調査をし、その後ご紹介するということで、翌日の同じ時間に来店して頂く約束をしました。
一晩、そのことについて考え悩みました。
これからの仕事にも関わっていくことだからです。
そして決意しました。
全力でいい部屋を探すことを!
翌日
翌朝、物件を15〜17件くらい確認し、より良い物件は無いかさらに業者さんに確認しました。
そして、万全の状態で約束の時間を迎えました。
しかし、、、、
そのお母さんは来ませんでした。
連絡も無く、いらっしゃいませんでした。
正直、うわー!やられた!と思いました。
けどスグに。ああ、あのときに約束の時間を書いたメモでも渡せば良かったなとか考えました。
今後の仕事の仕方
今後の私の仕事の方法ですが、やっぱり決意したことは変わりません。
目の前で家を借りられなくて困っている方がいたら、全力で仕事をすることにしました。
それが地元の不動産屋の役目だと思うのです。
一番近くにいる人や、そばにいる人は力になりたいと思うのです。
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