これから部屋を借りようとする人たちへ【収入と家賃のバランスって大事】
初めて家を借りた時のことを覚えていますか?
僕ははっきりと覚えています。
自宅が板橋にあった私は大学を卒業するまで実家暮らしでした。
18歳で宅建免許を取得し、大学在学中にも父の会社に出入りしていた私は、大学を卒業したと同時に考えました。
「一度も家を借りたこと無いやつに、お客様の部屋探しは出来ないんじゃないのか?」
思い立ったらすぐにやらなくては済まない性格の私は、大学卒業と同時に、すぐに実家を出て一人暮らしをしました。
給料20万、家賃138,000円
その時の私の給料は額面20万円、それなのに家賃138,000円2DK新築の部屋に引っ越しました。
何故そこを選んだのか?というと、私の住みたい地域にはペット可の良い物件がここしかなかったからです。
犬、大好きでした。
他にはなーんにも考えてませんでした。
では、どうやって暮らしていたのか?
実家暮らしの音楽好きはお金が貯められるんです。楽器のリード以外にほぼ買い物をしない私は貯金を切り崩し、暮らしていました。
けれどもやっぱり限界が・・・
当然、そんな資金繰り状況ですと、破綻します。
家計簿は毎月赤字。
遂に限界が来ました。私は契約更新せずに、その隣にあるもっと安いお家賃の物件に引っ越しました。
滞在したのは1年半くらいだったでしょうか。
敷金2ヶ月分が全額償却という物件でした。
また、投資物件だったので、新しいけれど家賃は高く、狭い。最上階角部屋ですが、夏はものすごい暑く、エアコンは24時間つけっぱなしという物件でした。
いい勉強させてもらいました。
適切な家賃バランスとは?
私の例は極端すぎるぐらいダメな典型例です。
どんな人が見てもそりゃダメだろ!とわかると思います。
一般的に適切な家賃は収入の25%〜30%と言われていますし、私もそうだと思います。
月収20万円→家賃5万円
月収25万円→家賃6.25万円
月収30万円→家賃7.5万円
月収35万円→家賃8.75万円
月収40万円→家賃10万円
(家賃を収入の25%として計算)
実際には都内で駅の近くで探そうとすると、月収が少なくても8万円以上の家賃の場所に住んでいるという人もいるでしょう。
そこはそれぞれのライフプランによると思いますが、あまりにも収入とのバランスが悪い高額な物件を申し込むと、入居審査で落ちてしまうこともあります。
何よりもバランスの悪い物件に住むと、堅実なライフプランが成り立たなくなります。
いっぽいっぽ、小さいことから大きくしていく。
ビジネスと同じように私生活も堅実に進めていくことが大切だと思います。
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