【景気良い!?不動産は今が買い時??】
最近、「内田さん、今って景気どうですか?不動産の買い時でしょうか?」という質問をされることがあります。正直、不動産仲介をする業者は、景気が良かろうが、悪かろうが、部屋を売って(貸して)いかねば生活していくことが出来ません。
では、不動産の買い時っていつなのでしょうか?存在するのでしょうか?今日はそんなお話です。
景気が良いと考える理由
自分がどうやって景気の善し悪しを捉えているかと言われれば、日々の情報収集の中から、自分なりの予測を積み重ねているからです。
私は投資をほとんど行わいませんが、REITにはじまり様々な投資先の指標を眺めながら、「きっと◯年の◯月頃までこれは買いだな」といった具合に、市場情報を照らし合わせ予測をします。そして、自身の予測のもと質問された時には考えをお答えしているのです。
すると、このように続けて聞かれることがあります。
「不動産って、今が買いどきなの?」
皆さんご存知のように、景気回復が我々、一般人の生活に影響を与えるまでは時間差があります。また不動産においては、物件ごとにいくつかの理由が大きく関わってくるので「今」が買い時かどうかは一概に言えないというのが正しい答えだと思っています。
物件と事情
不動産の所在地、部屋の作りなどはもちろんですが、私が最も大きいと考えているのは売る側・買う側の「事情」です。
「自分が納得した人にしか貸さないオーナー」「誰でも良いからスグに貸したいオーナー」「代々継いできた土地は他の誰にも譲らないオーナー」「田舎の土地を持っていても仕方がないから、都心にビルが欲しいと望むオーナー」etc…
売る側買う側の「事情」によって不動産は良くも悪くもなります。
売る側・買う側に密に接する我々にとって、景気の動向は背中を押すきっかけ程度にしかならず、多くの人のタイミングはそれ以外の「事情」によって左右されることが多いのだと思います。(当然、投資目的で売買する人にはきっかけ以上に景気動向は影響すると思います。)
情報
最後に、買い時(時期)に影響を与える「事情」の一つ、「情報」も忘れてはなりません。
安倍晋三首相は5日、読売テレビの番組に出演し、2019年10月に予定している消費税率10%への引き上げについて「予定通り行っていく考えだ」と明言した。10%への引き上げをめぐっては当初、平成27年10月の予定だったが、2度にわたって延期した。
出典:http://www.sankei.com/politics/news/170805/plt1708050017-n1.html
売買価格の高い不動産ですから、消費税が2%上がればその影響は大きいでしょう。仲介手数料や引っ越し代金、内装費用、装飾や家具など細かなところまで影響することを考えれば買い時タイミングにも影響するでしょう。
情報を手に入れつつ、ご自身の事情と照らし合わせ、動こうと感じた時。それがあなたの不動産の買い時なのだと思います。
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