【増える音楽配信サービスと市場の発展】
学校帰り、僕の寄り道ルートは決まっていました。立教通りの裏にある老舗レコード店に寄り、その後はメトロポリタンに入っていたHMVへ。
今やそんなことをする必要はなくなってしまいましたが、聞く側の利便性と提供する側の利益はバランス良く発展しなければ音楽そのものが発展しなくなっちゃいますね。
増える音楽配信サービス
現在、日本で利用可能なメジャー定額制音楽配信サービスは以下の7社
- Apple Music(アップルミュージック)
- LINE MUSIC(ラインミュージック)
- AWA(アワ)
- レコチョクBest(レコチョクベスト)
- Spotify(スポティファイ)
- KKBOX(ケーケーボックス)
- Google Play Music(グーグルプレイミュージック)
細かな部分でサービスの違いはありますが、いずれも無料でお試しが出来て、有料会員になれば広告や制限が解除され、音楽が聴き放題になるというようなものです。
聞く側からすればとってもお得で便利なサービスです。
しかし、提供する側(アーティスト)からすると聞いてもらえるということは嬉しい半面、お金にならないということが問題になっているようです。
2017/04/19 日本経済新聞 朝刊
音楽ソフト世界首位の米ユニバーサル・ミュージック・グループが、スウェーデンの音楽配信大手スポティファイとの間で、楽曲を提供する際の条件を見直すことに合意した。著作権を守りながら配信を増やす狙いだ。
著作権を重視するコンテンツ企業と、使いやすさを重視するネット配信企業は、摩擦を生むことが多かった。ユニバーサルとスポティファイの取り組みは、共存を目指す新たな試みといえる。
<中略>
無料のサービスで利用者の裾野を広げ、有料版の利用へとみちびく。こうした事業モデルはネット企業の間で広がっている。
ただスポティファイに対しては、一部の歌手が対価が不十分と主張し、配信を取りやめる動きも出ていた。今回の枠組みでは、CDアルバムを発売から2週間は有料版の利用者だけが聴けるようにして、著作権に配慮する。
<中略>
一方、日本では動きが鈍い。音楽のネット配信では一時、携帯電話向けを世界に先行して広げたが、ストリーミングで出遅れた。主力のCDの販売は減少が続き、音楽ソフト市場は縮小している。
音楽に限らずコンテンツの輸出拡大は日本の成長戦略の柱のひとつだ。それには自国市場の健全な発展が前提になる。日本企業も新技術を積極的に活用すべきだ。
思い返せば10年ほど前、Napster(ナップスター)というソフトが学生の間で話題になりました。ダウンロード型でPCに取り込めるということで…(ゴニョゴニョ)悪い使い方をしようと思えば誰でも簡単に出来たわけです。
学生の頃の自分は立教通り裏の老舗レコード屋さんへ行き、通常CDショップでは売っていないアルバムを見つけては購入し、その後駅前のHMVで最新のジャズCDを見つけては購入し、、、ということをしていましたが、今やそんな必要ありません。
コアなCDはAmazonなどで購入できますし、そもそもネット配信サービスやYouTubeで聞くことが出来るわけです。
便利になるのは歓迎ですが、それによってミュージシャンが苦しくなり、良い音楽が生まれなくなるのは困ってしまいます。
両者のバランスが取れた環境になるといいですね。
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