大好きな焼肉屋さんの気配りが好き【当たり前じゃない当たり前のサービス】
事務所の近所にある焼肉屋さん。
仕事を頑張った時のランチや、家族揃って外食をする時にお邪魔するのですが、その女将さんの気配りが素晴らしい。
その日は、お昼どきでした。
午前中から朝飯を食べずに外回りをした私は、暑さからもヘトヘト。「事務所へ戻る前に牛亭でランチを食べる!だから頑張れ!」と自分自身で鼓舞し、帰って来ました。
お昼時にロースターを独り占めするのも良くありませんから、隅っこの席に座らせてもらい、そそくさと食事をしていました。
12時前には店内満員
私が入店してから、少しすると店内満員。入れ替わり立ち代りという状況でした。
その時やってきた3人組、席についてオーダーを終えました。
少しすると、女将さんがやってきて「良かったらあちらの席に移りませんか?」と言いました。
3人組はよくわかっておらず、ぽかーんとした表情。
実は3人が座っている席は店内で一番トイレに近い席なのです。
全32席ほどの小さいお店です。当然そういった席は出来てしまいます。けれども女将さんは極力その席を空けておき、移れるチャンスがあれば移ってもらっているのです。
イチからやり直し
焼肉屋さんで席を移るのはバーで席を移るのとはワケが違います。お箸からお皿から、おしぼり、小鉢、たくさんのものを移し、網を交換し、火を付け直す必要があります。
それでも嫌な顔一つせず、お客様のことを思って行動できる。
とっても素晴らしいことだと思います。
僕が仕事で(不動産で)お客様にできる事は、お客様と真摯にお付き合いさせて頂き、情報を提示し、一緒に考えていくことです。
過去には色んなタイプの不動産屋さんに勤めていたことがありました。けれども今は、「目の前のお客様に集中し、そのお客さまが一番高い効用を得られるような仕事をする」ことだけを考えています。
結果としてその方が、軸もブレず、スムーズに良い仕事が出来ると考えています。
素晴らしい接客を見て、とても刺激になりました。
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