品川区南大井の空き家で火災発生【都心にも危険な状態の空き家があるのだ】
先日6月4日、テレビのニュースでも取り上げられていましたが、品川区南大井の住宅街にある空き家で火災が発生しました。
—————————————————————-
4日正午ごろ、東京都品川区南大井の空き家から出火。木造モルタル2階建て住宅と周辺のアパートなど6棟計約270平方メートルを焼き、小学校の児童らが避難する騒ぎがあった。児童にけがはなかったが、60代の女性が煙を吸う軽症。警視庁大井署などが詳しい出火原因を調べている。
品川区教育委員会などによると、火災現場近くの浜川小学校の児童ら約400人が付近の地域センターに避難。隣接する浜川幼稚園の園児ら約70人は、煙が激しかったため園内で待機した。
現場は大井町駅から南に約1キロの住宅や商店などが密集している一角。
(出典:MSNニュース)
—————————————————————
空き家といえば、たびたび私の記事でも紹介していますが、2015年5月26日に空き家対策特別措置法が完全施行されました。
日本には約820万戸の空き家があると言われており、その7割近くの所有者は何も手をかけていないとの調査もありました。
今回火災が起きてしまった空き家
空家の持ち主は数年間放置していたようで、ニュースによると中には自由に出入り出来るようになっており、ホームレスのたまり場になっていたとのこと。
どうして、こんな場所を放置していたのだろうか?
大井町駅周辺の家賃相場
1K…8.5万円、1DK…10.3万円
2DK…11.8万円、3DK…13.1万円(独自調査)
火事があった大井町駅周辺の家賃を調べてみると、上記のような結果でした。
ふつーーに良いエリア、むしろ高価格家賃帯のエリアです!
これをどうして放置してしまうのだろうか?
確かに私のもとに寄せられる相談も相続の問題などが絡み、簡単に処分が出来ない物件というのもあります。
けれども情報を整理し、数値化することによって、必ず落とし所であったり、皆さんにメリットが出てくる方法が見つかると思うのです。
今回のケースでも様々な理由があったのかもしれませんが、東京都品川区という立地。地方にある空家よりも余程条件は良いように思えます。
不動産を持っていない人間からすれば、「持っているのに活用しないなんてモッタイない!」というのが本音です。
おまけ
空家に火災保険入れるの?というご質問をいただきました。
こちら加入が出来るそうです。
ただし、空家の場合通常の居住用物件と比べて保険料が高くなることがあるそうです。
今回火災が起きてしまった物件オーナーは保険には加入していたのでしょうか・・・?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
賃貸・売買・管理・不動産のご相談は、
MBA不動産ケン・トータル・コンサルティングへお問い合わせ下さい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−