今日の日経新聞に気になるサービスの紹介がありました。その名も「アキッパ」は社宅や社員寮の駐車場の貸出サービスを始めるとのことです。
2017/10/02 日本経済新聞 朝刊 空き駐車場のシェアリングサービスを手掛けるakippa(アキッパ、大阪市、金谷元気社長)は社宅や社員寮の駐車場を貸し出すサービスを年内に始める。住人が使っていない空き駐車場を有効活用するほか、部外者の無断駐車を防ぐ狙いもある。 社宅のある地域はコイン駐車場が少ない場合が多いため、需要が見込めるという。2017年度に1000台分の駐車場確保を目指す。 <中略> アキッパは会社や個人が持つ空き駐車場と利用者をネット上で仲介するサービスを提供する。遊休不動産が活用できるとして三菱地所やJR西日本などと提携が相次ぎ、8月時点で全国1万2千拠点を展開している。 貸し手は場所や価格、現場写真を登録。料金はインターネット上でやり取りするため料金メーターの設置も不要だ。場所によってはコイン駐車場より3割以上安い駐車場もあるため、利用者が増えている。
こういったサービスの基本は、空室に困っている場所をWeb掲載して、ユーザーの目につきやすくし、それを仲介する。いたってシンプルなもの。様々なビジネスモデルが登場しているように見えるが、基本的には全てこのビジネスモデルに収まると考えています。
確かにこれらのビジネスは既存の不動産仲介よりもシンプル、そしてユーザーが自分でWeb上から操作することによって運営サイドのコストが削減、ユーザーの費用削減に繋がります。
ここはもはや疑う余地は無いんじゃないかと思っています。その方が良いと考えるユーザーがいることにも納得します。
けれどもこれから問題になるのはその先だと思います。目につきやすくしたところで、結局はその不動産そのものが変わっていかなければ、いつかはネタは尽きてしまうと思います。
その点、この記事にあったような遊休不動産の活用という切口で、利用方法を増やすというのは良いですね。
不動産業界全体の、相変わらずポータルサイト至上主義の状況は好きになれませんが、、、
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