【陸前高田の語り部 釘子明氏のお話から考える地域活動】
今日は中小企業家同友会 板橋支部の10月ランチ例会でした。アホウドリさんの美味しいお弁当を頂いたあと、陸前高田被災地語り部くぎこ屋の釘子明さんが防災と地域活動の大切さを語ってくださいました。
ランチ例会(要町アホウドリ)
腹が減っては話は聞けぬ。というわけではありませんが、ランチ例会ですのでまずはお食事から。
こちら、要町にあるアホウドリさんのお弁当です。
こちら、まじでクオリティが高い。入っているオカズ、全てのレベルが高い、美味い、そして体に優しそう。
かなり具だくさんなので、ちょっとずつ食べていくのですが、貧乏性の僕が食べるお弁当箱はなんだか食べ散らかしたようで汚い。。。でも当然、最後にはキレイになりましたけどね!笑
いやーおかわりしたかった!(^^)
アホウドリ
http://ahodori.tokyo
釘子さんの陸前高田のはなし
釘子さんは30年間ホテルで働かれた生粋のホテルマン。震災当日もホテルで働いていたそうですがお昼休みをもらい、風の治療のため陸前高田の大町クリニックへ。受付をして診察までの時間があったため一時帰宅、その直後、地震が来たそうです。
急いでご家族を連れて高台に避難、最終的に避難した先が陸前高田市第一中学校でした。
中学校に到着した釘子さんは、避難した方々とともに、リーダーシップを発揮し、避難所を立ち上げたそうです。
避難所は最初からあったわけではない。
考えたこともありませんでした。避難所って最初は誰が作ったのだろう?避難所といっても、最初はなんでもない体育館、なんでもない学校です。行政の機能が動いて作られるわけではありません。
釘子さん達は、組織づくり、施設の運営の仕方、食べ物の配給、報道関係者の対応などをご自身たちで作り上げていったそうです。
釘子さんはおっしゃいました「緊急時、行政が来てくれるのには時間がかかります、初動で大切なのは地域で活動しているような皆さんの力です!」と。日頃考えていることですが、どうしたら周囲の人を楽しませ幸せにすることが出来るだろう、そして、どうしたらもしもの時に周囲の人を救えるだろう。改めて考えることになりました。
これ、せっかくの気づきなので、発展させて実際に行動しようと思います。僕らの住んでいる町ですから、僕らで守ろうじゃないですか。事が起きる前に準備しておきたいと思います。
事前に準備できることと、その場でやるべきこと
お話を聞いて感じたことは事前に準備できることと、その場でやるべきことの2つがあるということ。
事前に準備できることとというのは防災グッズの準備だったり、家族でいざという時に備えて話をしておくこと。そして釘子さんからのアドバイスにあったのが「自分の避難所の設備を確認しておくこと」、これは考えても見ませんでした。
当たり前に備えられているもんだと思っていましたが、、、本当かな?行政を疑っているわけではありませんが、たしかにチェックしておくことはメリットしか無いように思えます。
その場でやるべきことは、避難所の設営について。これにはリーダーシップ・マネジメントそういった力を発揮し、動ける人間が必要なのだと感じました。
常に先回りして考え、自分が出来る行動は無いか?合理的に考え、他人のことを思いやる気持ちを持つ。判断の速度と精度を上げる努力、そして自分の生死、家族の生死が目の前にある状況で利他でいられるか?利他の心をさらに鍛えまくる必要があるだろうなと感じました。
皆さん、いま一度この投稿を読んでいただけたのなら、自宅の家具の壁への固定を確認・避難袋を一度開けて確認し、家族で話し合い・近隣の避難所の設備をチェック、この3点を実行して下さい。
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