【古木の伐採と人の気持ち。】
近所の木に見慣れないプレートが。
「この木は倒木の恐れがあるため、近日中に伐採する予定です。」
仕方ないとはいえ、複雑な気持ちになってしまいますね。
見慣れないプレート
いつもだったら気にもとめず、素通りしてしまうところですが、見慣れないプレートがあることに気がつきました。
この木は街路樹危険度診断の結果、倒木の恐れがあるため残念ですが、近日中に伐採する予定です。
板橋区赤塚土木事務所
木を切る前には、こんなプレートを設置するんですね。
そういえば以前赤塚公園でも「古木が倒木の危険があるため切りたいのだが、そういった理由でも批判が出て困っている」という話を聞いていました。これはそういった批判が出る前に理解してもらうよう周知しているのでしょうね。
木の寿命
木の種類にもよるそうですが、木の寿命は数十年、100年は生きることができないようです。この木も僕が小さい頃からあったでしょうから、30年以上は経過しているはずです。
たしかにまだ倒木していない木を人の手で伐採してしまうのはかわいそうかもしれません。
ただ、以前赤塚公園の職員さんが言っていた言葉を思い出したのですが、、、
「長年、子供達の成長を見守ってきた木が、最後に自分の体で人に怪我をさせてしまうほど悲しい話はないだろう。」
という言葉に、管理する人たちの木への愛情を感じました。
この伐採をする作業をする予定の方達も、残念な思いを抱きながら伐採するのでしょうから、せめて住民のみなさんに理解してもらえるといいですね。